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切るということ

time 2016/03/31

切るということ

今年度も今日で終わり。
明日から4月、新年度が始まります。

養老孟司さんの著書『解剖学教室へようこそ』にこんな一節があります。

・・名前をつけるとは、どういうことか。ものを「切ること」である。・・
・・名前をつけることは、ものを「切ること」なのである。なぜなら、「頭」という名をつければ、「頭でないところ」ができてしまう。「頭」と「頭でないところ」の境は、どこか。
だから、「頭」という名をつけると、そこで「境」ができてしまうのである。「境ができる」ということは、いままで「切れていなかった」ものが「切れる」ということである。・・

・・それを簡単に「切ってしまう」のは、だれか。「ことば」である。名前である。ことばができると、つながっているものが切れてしまう。ことばには、そういう性質がある。・・


時の流れは途切れることなく続いています。
推移

が、いつしかいろいろな区切りができています。
月、年、年度、会計期間・・・
そうすると、こんなグラフが出来上がります。
3期比較

3期比較、前年同月対比・・

言葉によってあるものが区切られます。
そうするとその「言葉」の意味を説明しなければなりません。

「3期を比較してみると、トータルではほぼ横ばいですね」
「2月と9月が少し売り上げが下がるようですが、時季的なものでしょうかね?」
「まぁ、今期も頑張って、売り上げあげていきましょう!」

「フレーミング」

写真に例えれば、ピントや絞りを調節して、ズームしたり、ぼかしたり。
この写真は、いろいろとやって、少し奥の桜の花を撮りました。

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ズームしたり、引いてみたり、一時的に抜き出してみたり。
無理に切る必要はありません。
いろいろ試して、お気に入りの1枚を撮る。
ズームすることで、まわりをぼかすことで、見えてくる事実もあるのです。

同じ推移でも、フォーカスしだいでは、こんな現実も・・

フレーム

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