遺していくべきもの

東京・上野の国立西洋美術館が、世界遺産への登録が決まりました。
まだ中に入ったことはありませんので、今度行ってみようと思います。

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建物は勝手にはえてくるわけではありません。
特に意志はなく、容れ物として建てられるものもありますが、この国立西洋美術館は、建築家のル・コルビジュエが設計しました。

彼は、「建築は一部の資本家のものではなく、市民のものだ」という考えのもとに設計を行っていたといいます。

技術もさることながら、その建築に関わった人の思いがあればあるものほど、それは美しくなるものだと思います。

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事務所の近くには、カトリック神田教会があります。
1928年に建てられたもので、2001年文化庁の有形文化財に指定されています。
後ろに見えるのは建築中の大学の新校舎です。

形あるものはいつか朽ちていきますが、その背景にある思いは意志あるものが引き継ぎ、遺していくべきですね。