利益が確定すると、儲け

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利益と書いてなんと読む?

「利益」と書いてあります。
多くの方は「りえき」と読みます。

では「ご利益」と書くとなんと読むでしょう?
今度は皆さん、「ごりやく」と読むと思います。

ある外国人の方が、「生」はなんと読むか?調べたそうです。
ものすごいたくさんの読み方がある、ということがわかったそうです。
そしてその対義語の1つである「死」は1つの読み方のみ、だったそうです。

その記事を読んだとき、なんかすごく衝撃的でした。

ことばも日本語も、むずかしい・・・

利益と儲けの違い

さて、利益(りえき)と儲けの違いってなんでしょう?

私が思うに、利益はまだ確定していないもの、
・頭の中のもの
・計算上のもの
・実在しないもの
だと思います。

たとえば最近、日本の株は上昇しています。株高です。

・今、手持ちの◯◯社の株を売ったら、100万円の利益が出る。
・1株1,000円だったときに売っていたら、100万円の利益だったのに。

これらはまだ実現していません。売っていません。
だから、「計算上の利益」でしかありません。

・今日、手持ちの◯◯社の株を売ったので、100万円の儲けが出た。
・1株1,000円だったときに売ったので、100万円の儲けが出た。

実際に売ると、利益は儲けに変わります。
「札束」になるのです。

売ってなんぼ

いくら高度な計算をしたり、コンピューターを駆使しても、実際に売るまでは単なる理論値でしかありません。

実際にものを店頭に並べ、お客さんに声をかけ、お買い上げいただく。
お金をもらって初めて「儲け」が出るのです。

そしてそのお金が入ったら、次なる投資です。
これを続けていかないと、利益は出ないし、同時に儲けも出ないのです。

買って、売って、また買って、また売って・・・
儲けが出るということは、机上の計算が札束に変わることです。
そしてその札束でまた商品を買って、売る。

言葉の遊びのように見えるかもしれませんが、利益と儲けは違うもの。
利益を確定させて、初めて儲けになるのです。

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