儲けるための会計・戦略MQ会計とは

戦略MQ会計は経営者のための、『儲けるための会計』です。

従来の管理会計とは【根本的に】違います。
領収書をもとに計算する税務署用の、財務会計でもありません。

社員にも簡単に理解できて、かつ、すばやく経営の意思決定ができます。

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「今期は前期に比べて●●%、売り上げがアップしましたね」
「原価率が業界平均と比べて高いようです」
「●●費が多いですね。これを削りましょう」

会計の現場では、よくある説明です。

「では先生、利益を増やすためには、どうすればいいですか?」

多くの先生方は、こう答えます。

「売上を上げましょう」
「経費を削りましょう」
「●●率を改善しましょう、そのためには・・・」

決算書を見て必死に答えを探して、難しい用語や比率を並べてきます。
でも、残念ながら、決算書をいくら眺めていても・・・

「先生、利益を増やすためには、どうすればいいですか?」

「それは(私には)わかりません」
こう答える人は、まだマシな方でしょう。
経営者のこの質問に、会計人はふつう答えられません。

そこで先生方は、伝統的な会計の教科書に基づいて、
「売上を3%上げましょう」
「原価を2%下げましょう」
「●●率を改善しましょう・・・」

とか、わかったような顔をして、決算書を分析したり、説明を始めてしまうのです。

では、具体的に何を、どうすればいいのでしょうか?

経営者が知りたいのは、この先どうすればいいか?です。
この情報は、残念ですが決算書にはありません。

決算書は過去の数字をまとめたものでしかなく、しかも経営(者)のためのものではないからです。

経営をするときに、決算書を見て、分析をしてはいけないのです。

あなたたち(会計人)が作っているのに、その決算書を見なくていいのか?

そう思われるかもしれません。

確かに私たちは決算書を作っています。
具体的な会社の行動、事実に基づいた仕訳の記録から、決算書はできます。
決算書の確認は必要ですが、分析はまったく必要ありません。

行動の前、つまりこの先をどうするかを戦略的、科学的に考えることが大切なのです。

従来型の「財務会計・管理会計」にはこの視点はありません。

ですが「MQ会計」を使うと、これを考えることができるのです。

「MQ会計って何? 難しいんじゃないの?」
「何か高価なシステムを入れるの?」

いいえ、違います。

今ある会計データで、ほぼ大丈夫です。
特別なシステムは必要ありません。

MQ会計の基本は、視覚的に、こうあらわします。

MQ基本図

「えっ?」と思うような簡単な図ですが、

「○○をこうしたら、儲けは出るの?
「▲▲したら、儲けはどうなる?」
これを具体的にシミュレーションすることができます。

そうすると、この先どうするかの判断と、行動すべきことが見えてくるのです。

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・「MQ会計」「MQ戦略ゲーム」「企業方程式」は、これを考案開発された西順一郎先生の会社、 株式会社 西研究所 の登録商標です。

・P、V、M、Q、PQ、VQ、MQ、F、G は西順一郎先生の著作物です。

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