戦略的会計へ ★ 谷口税理士事務所

税理士 谷口敏文のblogー決算書は経営の役に立ちません

飲食店での軽減税率、簡易チャート

time 2019/07/18

今年の10月に消費税の改正がある予定です。
今からでも間に合うと思うんですが、軽減税率はぜひやめていただきたいです。

お客様の意思表示がすべてです

ただそうは言っても、いちおう備えておかなければなりません。
飲食店のお客様もありますので、簡単なチャートを作りました。

こまごま細かなものはありますが、とりあえずの対応用です。

このチャートにもあるように、一番の基本は「注文(会計)時」です。
店内で食べるのか、持ち帰るのか。
お客様のここでの意思表示がすべてです。

店内で食べると言って会計をすませば、それで終わり(10%)
持ち帰ると言って会計をすませば、それで終わり(8%)
そこで消費税の話は終わりです。

そのあとお客様がどうされても、「消費税の話には」なりません。

自販機を置いたんだけど

お客様のところで、店の入り口(お店の外)に飲料の自販機を設置されたところがあります。
そこでこんな質問がありました。

店内でも飲み物を売っている。
しかし店に入る前に自販機で飲み物を買い、お店で食べ物を買って食べる人もいる。
この場合はどうなるんですか?

Q&Aなどでは、飲料の提供について、3つのパターンを想定しています。
1、缶やペットボトルの飲料をそのまま出す
2、缶やペットボトルの飲料を、氷を入れたグラスとともに提供する
3、店内の自販機でお客さんが飲料を買って、テーブルで飲食する

このお店の場合、自販機はお店の外ですが、3とほぼ同じと考えていいでしょう。

結論は、
1、2の場合は「店内で飲食する」なら10%、「持ち帰る」なら8%です。
ただ、2については「持ち帰る」ことは無い(しない)かと。

3の場合は、店の中で買おうが外で買おうが、自販機からの購入は8%です。
自販機での販売(購入)自体、「外食(10%)に該当しない」とされているからです。

チャートにも示しましたが、「消費税のはなし」は「注文(会計)時」で完了です。
持ち帰りと言って店内で食べたとか、店内で食べたものを持ち帰るとかは別の話です。

税務署は「ここはイートインスペースです」という張り紙をしてくださいとか言っていますが、それよりも重要なのは購入時に意思を確認することです。

そこは切り離してください。

軽減税率はぜひやめていただきたいですが、もしそうなってしまったら、チャートを参考に対応してください。

PDFにしましたので、よろしければご利用ください。

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【編集後記】

出張で地方に来ています。
こちらでしばらく見ていなかったお日さまを見て、気分が和らぎました。

書いてる人

谷口敏文
(税理士 ㈱TKS 代表取締役)

決算書作りに疑問を感じていたとき、戦略MQ会計に出会う。
経営の役に立たない決算書から、経営に役立つMQ会計を広めるべく日々活動中。

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