ボケるのには理由がある

ボケボケの写真 by Konica L

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現像するまでわからない

今回の写真はKonica Lで撮った写真です。
フイルムカメラです。

・古いフィルムカメラで撮ってみた2(Konica L)

今のデジカメのようにモニターはありませんので、撮り終えて現像してもらって、はじめて結果がわかります。

この写真のように、ボケボケの写真になってしまうこともあります。
それはそれで楽しめます。

写真がボケるのは

写真機は精密機械、写る理由は科学的。
なので、ちゃんと写っていないときは、それらが整っていません。

被写体との距離だったり、絞りや露出の条件が乱れると、思っていた写真は撮れません。

この写真もカメラを撮ろうと思っていましたが、寄り過ぎていました。
後ろの赤いクッションあたりのピントになっています。

カメラも真ん中に撮れていません。
これもズレちゃいました。

あとは少し光の量が多いようです。
白っぽくなってます。

最近のデジカメはほぼオートで、きれいな写真が撮れます。

絞りとかシャッタースピードとか、一部を調整できるようにもなっていますが、かなりの部分をアシストしてくれるので、あまり失敗はないです。

ボケた理由を解決できれば

機械的に考えれば、
・このレンズの焦点距離は?
・露出はどのくらい?
・シャッタースピードはどのくらい?
・ISO感度はどのくらい?
・被写体はどれ?
・・・
なんてことを撮る前に整えます。

そのほかにも
・今日は体調が悪い
・何を撮ろうか、迷いが生じたり
・被写体が定まらない
・操作ミス
・・・
が影響してしまうこともあります。

いろんな要素、さまざまな状況、偶然が重なって1枚の写真になります。

特にカメラ以外の、体調や気持ちは、自分でしか整えられません。
休む、早く寝る、美味しいものを食べる、たのしい展覧会に行く。

自分を整えるって、けっこう大事です。
繁忙期とやらがあったとしても、常に整えは怠りたくないですね。

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