戦略的会計へ ★ 谷口税理士事務所

税理士 谷口敏文のblogー決算書は経営の役には立ちません

AIと解剖

time 2018/04/29

AI vs. 教科書が読めない子どもたち
新井紀子

最近この本、話題になっていますね。
AIに関する(特に日本人の)誤解と、教育のあり方について述べられています。
この本の主題は教育についてなんですが、AIについても非常に興味深く読みました。

「AIは入力に応じて計算し、答えを出しているに過ぎない」
自分が常々思っていたことを、いい切っていただいていました。

この本を読み進めていると、以前読んだこの本が思い浮かびました。

解剖学教室へようこそ
養老孟司

AIと解剖、全く異質なもののようですが、私はこれがつながってしまいました。

養老先生によれば、人間を含めた自然物は切れ目がない。
それを切るのは「言葉」であるが、すべてが切れるわけではない。

一方で新井先生は、言葉には明らかに記号の羅列以上の「意味」がある。
ところが「意味」は観測不能である。
AIは単なる技術であり、科学や技術は「なんだかよくわからないけれども複雑なこと」を、数学の言葉を使って言語化し、説明していく営みである。と。

つまり、私が思うに、言葉に表されない、あるいは表すことができないこと(もの)が自然物と非自然物を分けているものであり、言語しか理解できないAIは人間などの自然物を超えることはない。

しかし、AIの深化により非自然物の領域は広がっていきそうなので、自然物の端くれである人間は、自然物としての立ち位置を認識していくことが求められているのではないか。

GWもまだ始まったばかり。

読書三昧のGWとなりそうです。

おいしいもの倶楽部

書いてる人

谷口敏文
(税理士 ㈱Polku 代表取締役)

決算書作りに疑問を感じていたとき、戦略MQ会計に出会う。
経営の役に立たない決算書から、経営に役立つMQ会計を広めるべく日々活動中。

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・「MQ会計」「MQ戦略ゲーム」「企業方程式」は、これを考案開発された西順一郎先生の会社、 株式会社 西研究所 の登録商標です。

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