戦略的会計へ ★ 谷口税理士事務所

税理士 谷口敏文のblogー決算書は経営の役に立ちません

購入か?賃貸か? その判断基準は損得ではない方がいい

time 2020/06/20

家を持つなら、購入か?賃貸か?
よく議論になるところです。

夢のマイホーム。
このコピーがすでに昭和な感じです。
平成を超え、令和になり、価値観は変わっていると思います。
住まう、ということは大事なことです。

購入する

家を購入するということは、どんなことか。
思いつくまま、書き出してみましょう。

・自分の持ち物になる
・自慢できる
・持ち家は財産
・現金で買うにはちと大変
・ローンはだいたい35年
・ローン控除が受けられる
・模様替えとか、増築とかも自由にできる
・終の棲家 
・憧れの田舎生活
・状況が変わったら、売って新しい家に
・・・

賃貸する

・賃貸契約できるかな?
・保証人とか、保証会社とか、めんどう
・2年毎に更新料って何よ
・ペット飼えないとこ、多いな
・隣の部屋、夜中までうるさいな
・間取りがいまいち

人生いろいろ

・今年はボーナス無いってよ
・会社潰れちゃった
・隣の人が、○○な人だった
・家族が増えて、手狭になった
・子どもたちが巣立って、家が大きすぎた
・在宅勤務になったけど、1人1部屋なんてムリ
・親の介護でリフォームしなきゃ
・うちのエリア、ハザードマップで見ると危険地帯なの?
・過疎化で最寄りの病院まで10km
・近くに○○が建って、環境が変わっちゃった

基準をどう考えるか

購入VS賃貸
だいたい損得での対決になります。

・この低金利下、支払総額は家賃より安い
・購入は支払総額が多くても、払い終われば財産になります
・家賃はずっと払い続けなければなりませんよ
・持ち家なら、賃貸に出したり、リバースモーゲージとか

確かに、家のこと「以外」の条件が変わらなければ、損得で考える・比較してみるのもいいでしょう
でも、最近は家のこと「以外」の要素が、激変しています。

経済危機、震災、風水害、感染症。
そしてそれに伴う価値観の変化、社会構造の変化。

そう考えると、購入と賃貸を単純な2択に固定化するのはどうかと感じます。
購入でも賃貸でも、すぐに動ける「流動化」した考えのもとに住まう。

買ったらおしまい、ではなくて売ることを考えて買うとか。
家賃が高くても、駅から5分のマンションを借りるとか。

家は「住まう」ためのツールの1つですから。

以上、社宅住まいのTさんのレポートでした。

ーーー

【編集後記】
写真は以前、お茶をいただきに上がった茶室です。
こんな一軒家に住んでみたいとも思いますが(笑)

書いてる人

谷口敏文
(税理士 ㈱TKS 代表取締役)

決算書作りに疑問を感じていたとき、戦略MQ会計に出会う。
経営の役に立たない決算書から、経営に役立つMQ会計を広めるべく日々活動中。

■ 登録商標について

・「MQ会計」「MQ戦略ゲーム」「企業方程式」は、これを考案開発された西順一郎先生の会社、 株式会社 西研究所 の登録商標です。

・P、V、M、Q、PQ、VQ、MQ、F、G は西順一郎先生の著作物です。