機械に頼りすぎずに、確認、確認!

注文したものがこない〜

先日、ある飲食店でのできごと。

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決算書のつくり方
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なぜ社長は決算書に興味がないのか?
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たにぐち:「ランチAセットとランチBセットをお願いします」
店員さん:「はい、ランチAセットとランチBセットですね(スマホのオーダー端末を操作しながら)」
店:「セットのお飲み物は何にしますか?」
た:「ホットコーヒーとアイスコーヒーで」
店:「はい、いつお持ちしますか?」
た:「先にお願いします」
店:「はい、先ですね」
店:「ご注文を繰り返します。ランチAセットとランチBセット、ドリンクは先ですね?」
た:「はい」
店:「ありがとうございます、少々お待ち下さい(スマホのオーダー端末操作完了)」

その後セットのサラダとドリンクが来て、ほどなくして

店:「お待たせしました、ランチAセットのお料理です」

・・・

た:「すいません、料理(Bセット)はまだですか?」

店:「すみません、ご注文は何でしたか?」
た:「えっ?Bセットです」
店:「すみません、注文が漏れていました。すぐお持ちします・・・」

しばらくして、Bセットの料理が来ました。

なぜ来なかったのか?

スマホのオーダー端末を使っていたのに、なぜ注文が漏れてしまったのか?
検証してみました。

食事を終えて会計をし、レシートをもらいました。

レシートを見ると、

・A料理ー 1
・B料理ー 1
・セットサラダー 2
・ホットコーヒー 1
・アイスコーヒー 1

と記載されていました。

おそらく、注文時の端末は、

・A料理ー 1
・セットサラダー 2
・ホットコーヒー 1
・アイスコーヒー 1

となっていたのでしょうね。
たぶん、ここで打ちミスが発生したのでしょう。

そして
・画面を見て注文を復唱していない
・テーブルの料理提供状況を把握していない

こういったチェックもされていなかったのでしょう。

また、このお店は会計伝票をテーブルには持ってこないスタイルでした。
そのため、「ご注文のお品はお揃いですか?」という最終確認も逃すことになります。

端末型のオーダーは多いですが、これに頼りすぎていないか?
逆に抜けてしまったことはないか?

確認が必要ですね。

私もやらかしてますが

今回のお店での経験を書いたのは、過去に私もやらかしていたからです。
私の場合はゼイキン、e-taxでのお話。

源泉所得税の納付情報を税務ソフトに入力し、e-tax送信用のデータを作成。
その送信用データを送信して、納付のための番号などを取ります。

このときに、税務ソフト → e-tax送信用データ をやったつもりで、やりそこねていたのです。
そしてそのまま送信。

幸いそのあと、納付のための番号を取ったときに、税額が「0(ゼロ)」となっていたことで、カラの納付情報を送信していたことに気づきました。

もう一度作成し直し、送信前データを確認して送信し、事なきを得ました。

それからは必ず送信直前のものを画面等で確認し、正しく取り込みが行われているか、チェックしています。

チェックはし過ぎるぐらいで丁度いいです。
と同時に、ミスしない(誘発しない)流れをつくり、実行ですね。

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