研修か?ゲームか?

座学はしんどい

ただ座って聞いているだけの研修は、つまらない。
なので、実習や実践形式の研修も数多くあります。

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体験型の研修は、例えばシミュレーターを使ったものなど。
車や電車、飛行機などハンドルや計器を扱いながら研修します。

画面には実際に見える外の様子などが映されます。
また、アクシデントを取り入れているものもあり、とっさの行動や判断力を養うこともあります。
より本物に近い、疑似体験ができます。

ゲームの要素を取り入れると、そこに楽しさが加わります。
もちろん勝ち負けを争うものだと、負けると悔しい。
どうやったら勝てるか、考えるのも良い訓練になります。

学びのない研修は意味がない

ゲームであっても、「研修」として作られているものには、多くの学びが練り込まれています。
勝った負けたと楽しみながらも、なぜそうなるのか?どこに原因があったのか?
これは本人が気づかなければ、研修の効果は半減してしまいます。

初心者とベテランが混ざって、芋の子洗いのように行われる研修なら、なおのこと。
参加するベテランが、上手に初心者を誘導してあげることができると、効果は高まります。

それは決してみんながいい成績を出せるように、適当に回すことではありません。
接待ゴルフや接待麻雀ではダメです。

初心者が陥りやすい状況をつくり出して、考えさせる。
「教えない」で考えさせる。

ゲームだからこそ、間違いや失敗をしていいのです。
少しでも、現実で間違えたり失敗しないようにするための、あるいはそこからリカバリーする思考や行動の練習なのですから。

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