戦略的会計へ ★ 谷口税理士事務所

戦略MQ会計で戦略的な経営を

流動比率や経常利益率。
経営分析の指標には「率」が使われます。

率で説明するということは

税理士や会計士、コンサルタントなどはお客様に対して「率」で説明することが多いです。
「原価率は30%が目安です」
「経常利益率は10%以上を目指しましょう」

なぜ率で話すのでしょう?

それは、比較するからです。

「業界の平均は○%です・・」
「中小企業であっても○%を目標に・・」

他と比較するのであれば、率は便利な指標です。

自社で考えるときに率を使う?

自社の経営会議などでは、どうでしょう?
やはり「率」を使うでしょうか?

たぶん「率」を使いますよね。

では「率」を使って話をすると、部下に伝わるでしょうか?
現場に伝わるでしょうか?

「この刺身定食の原価率を、30%から28.5%にしてください」
「第2事業部の今期の売上を、2%上げてください」

■ 6/6 戦略MQ会計セミナー(基本編)
■ 6/21 Excel活用セミナー(基本編)
■ 7/4 戦略MQ会計セミナー(基本編)

現場では「額」ではないですか?

「あなたの毎月のお小遣いを、20%削減します」
「あなたの毎月のお小遣いを、1万円減らします」

どちらがインパクトありますか?

現場では率で指示されたとしても、必ず金額に直します。
「原価率を1.5%下げるって、いくら分削るの?」
「売上を2%上げるって、いくら増やさなきゃいけないの?」
こうなるのが普通です。
計算しないと具体的な額がわからないので、インパクトが弱まるのです。

額で考えると自分のことになる

金額が1000万円増えると2%の場合、
「2%ぐらいなら何とかなるのかな・・・」
「1000万円増やせってさぁ・・・」
反応は全く違うでしょう。

営業マンは、各販売先の売上高は頭にあります。
1000万円と聞けば、札束がイメージできます。

各販売先の取引状況から「A社にもう少し売れるかな・・」「新規開拓を○件しないと」など、具体的な行動までイメージできます。

こういうやり取りの積み重ねで、金額が増減し、結果的に比率が変わるのです。
比率はあくまでも「額」を計算した結果でしかないのです。

ーーー

【編集後記】

今週末に区議会議員選挙などがあるので、昨日から選挙カーがぐるぐる。
騒がしい1週間となります。
降って湧いたように、こんな(に)議員さんがいたんだと、毎回思います。

おいしいもの倶楽部