実質3割引?!
どちらを選ぶとトクをする？ーその１
A 50％の確率で200万円もらえる
B 必ず100万円もらえる
どちらかを必ず選ばなければならないとき、どちらを選びますか？
たぶん多くの方は、Bを選ぶのではないでしょうか。
私もたぶん、Bを選びます。
行動経済学ではおなじみの問いですね。
A、Bそれぞれの期待値は同じです。
でも、人は「必ず」に弱く、Bのように「200万円もらえる」かもしれないけど、「1円ももらえない」かもしれないような不安定な状況が見えると、Aは選ばれず、Bが選ばれることになるようです。
どちらを選ぶとトクをする？ーその２
A 4,000円払うと、30％のキャッシュバックがある
B 2,800円を必ず払う
冒頭の画像は、PayPayでの購入画面です。
昨年の12/24に「ケーキを買ってこい」と使いに出され、以前から狙っていたケーキ屋さんに行きました。
30％キャッシュバックのことは知らず、4,000円でケーキを買うと・・。
いや、これは素直に嬉しかったです。
4,000円が2,800円で済んだ？？
いや、必要なものを買って、結果的に安く済んだのなら、これはおトクです。
でも、キャッシュバックがあるからといっても、不要なものを買っていたら損しちゃいますね。
どちらを選ぶとトクをする？ーその３
A 1,000万円使うと、30％の税金がなくなる
B 300万円の税金を払う
税金を払うぐらいなら、あれを買ってこれを買って・・
税金を払うくらいなら、飲み食いして・・・
よくあるお話でもあります。
でも、Aの場合は税金は払わなくてよくなりますが、手元のお金もなくなります。
Bの場合、税金は払うけど、手元に700万円残ります。
しかも、AよりはBの方が儲かってる、つまり評価は高くなります。
銀行の融資も、Aよりは受けやすくなるでしょう。
手元に残ったお金で、さらに商売を展開できます。
世の中、形は違えど、似たようなものがありますね。
どういうふうにお金を使う（使わない）のがおトクか、しっかり考えて使いたいものです。
ーーー
【編集後記】
今日はお客様のところへの定期訪問。
出かけついでに、いろいろ用を済ませてきました。
またまたコロナで出づらくなりそうです。
2〜3ヶ月、不自由になることを想定して、早めの準備・対策が必要になりそうです。
