見慣れた景色になっていないか

川原の石でしょうか。
見慣れた景色です。

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見慣れてしまうと、意識が抜ける

石は誰でも知っています。
小石がたくさんあり、「川原の写真かな」ぐらいで意識から抜けます。

写真から目を離したときに、「右側に貝殻があったよね?」と言われると、

「えっ?あったっけ?」
「もしかして海辺?」

ぐっと注意力が上がって、もう一回この写真を見るでしょう。

(すいません、貝殻はありません)

これは何?

会社の中の風景。
使っていない備品や、倉庫に埋もれた在庫。

毎日のように見ていると、意識から抜けてしまいます。
そこにあるのが当たり前のように、景色と化してしまいます。

「このパソコン、壊れてもう動かないんだよね」
「そういえば、チェックライター使っていないなぁ」
「こんなとこに材料があった」

他人に言われて、気づくこともあったり。

いらないものを会社においておけば、その分のスペースが無駄になります。
ほかで使えばお金を生み出せるし、スペースがいらないなら家賃の無駄払い。
材料だって製品になればお金を生み出すのに、無駄にしてしまえば処分費を出さなければならない。

整理整頓、(自戒も込めて)大事です。

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【編集後記】

あれだけ警戒を呼びかけていても、自分たちは大丈夫と思う人がまだいます。
そう思うのは勝手です。

しかし、その人達を助けに行かなければならない多くの人たちが、招集され、危険にさらされます。
救助されてハイ終わり、となってはいないと願いたいですが・・・