雨の広島城 by Zf
中国地方
先週は島根・広島へと出かけておりました。
行きは萩・石見空港から入り、島根の目的地へ。
その後は広島へ行き、広島城などを。
山陰地方と言うと、学生の頃、萩〜山口〜九州へと行った記憶がありますが、景色はほとんど覚えていません。
飛行機の窓から見た山陰地方は、山と海岸線が織りなす景色。
あらためて日本の70%は山だ、ということを感じました。

移動も山あいを縫って走る鉄道と道路。
たまに開けたところには集落や町があるという、日本の原風景を感じました。
広島城
広島駅の近くに広島城はあります。
周りの景色はビルが多くて、その中にあります。
いや、城の周りにビルが建っているんですね、時系列では。
当初岩国城、錦帯橋の予定でしたが、来年3月で広島城の天守が閉城とのこと。
原爆ドームや平和記念資料館も行きたかったので、広島城に変更しました。
原爆ドームや平和記念資料館については、別の機会に書きたいと思います。
地形を見るのが楽しい
建造物としてのお城も、とても興味があります。
いろいろ見ます。
でも、個人的に一番興味があるのはその城の成り立ち。
つまり、どうしてその地にその城ができたのか。
有名なものは、例えば広島なら、広島城とか岩国城とかです。
もちろんそれ以外にも、たくさんの城(跡)があります。
広島城の近くでもこんな感じです。
こうやって見ると、城(跡)がそこにある理由がよくわかります。
河川や崎(半島)といった地形を活かしたところに、城(跡)が見られます。
当時は航空写真などありません。
人が目で見た山や谷、川の様子。
実際に山に登り、川を下り、沢をつたって歩く。
そうやって得た情報から、俯瞰図を想像していったのでしょう。
そしてその俯瞰図から要衝を抑え、城下を繁栄させてもいく。
その想像力と行動力は、なかなかのものです。
それをすると(しないと)どうなるか。
その想像力、それに長けた人が世を治めていくのでしょう。
見習いたいものです。
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