日頃から養っておきましょう

ここがバス停らしいのだが・・?  by iPhone
 

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情報がいつも正しいとは限らない

先日、山陰地方に行ってきました。
少し時間があったので、近くの古都と城(跡)に行き、目的地へ向かいました。

私の場合、行き当たりばったり、思いつきで動くこともけっこう多いです。
カーナビに現在位置と目的地を入れるけど、ルート案内どおりに走らない(走れない)タイプです。

寄り道先から目的地までは、google mapの検索で電車とバスを乗り継ぎ1時間ほどで着くとのこと。
電車やバスの本数も少ないので、少し余裕は持って行動しました。

電車の駅(無人駅)で降り、バス停を探します。
google mapを頼りにバス停に向かうと、着いたところは冒頭の写真の場所。

道はありますが、バス停はありません。

しかも、何やら視線を感じ見てみると、お猿さんが2匹、こちらを見ています。
ほかにも数匹、(向こうから見れば)怪しい人間を見ています。

勝ち目はないのでその場を去り、少し離れた道を行くとバス停が・・・ありましたが、違うバスの乗り場。
まわりにも目的のバスの乗り場は、見当たりません。

現在位置を確かめて

とりあえず駅まで戻り立て直し。
駅は無人駅で・・駅員さんはいません。

駅前に何か案内とか・・はありません。
もちろんコンビニやお店、商業施設などもありません。

近くに民家はありましたが、人のいる気配はなし。
車も人も通る気配なしです・・

電車からバスへの乗り換え時間は30分弱。
この時点であと15分ほどしかなく、しかも次のバスは1時間後。
予定の時間に遅れてしまいます。

「詰んだか・・」

とりあえず当たりをつけて、動いてみます。

バス停があるはずのところからはどんどん離れていきますが、川の向こうに車通りがあるので、そちらへ行って手がかりを探します。
あと10分。

橋をめがけて歩いていくと、ちょうど車が1台通りかかりました。
声を掛けると止まっていただけて、バス停のことを聞くと、橋をわたって向こう側だと。
丁寧に教えていただけました。

そして、「ここはわかりにくくて、google mapも修正されないので、旅の方はよく迷われていますよ」とのこと。


橋をわたったところからの写真。
(google mapの地図でバス停とされている場所(お猿のバス停)から、正しいバス停までは、橋を経由して800mぐらいでした)

5分前にバス停に着くことができ、バスに乗ることができました。
(教えていただいたお父さん、ありがとうございました)

迷っても落ち着けば大丈夫

道に迷ったときに限りませんが、
・道を外れたらまず止まる
・深呼吸
・確実なところ(今回は電車の駅)まで戻る
・冷静に当たりをつけて、動いてみる
・(人がいたら)聞いてみる
といった行動をとってみましょう。

特に大事なのは、深呼吸して落ち着くことです。

私は旅先で、けっこうこういうことに遭遇するので、慣れてはいます。
なので、たいていは落ち着くことができます。

計画を綿密に立てることも必要だと思いますが、逆に日頃から訓練(?)しておけば、何とかなります。

情報に頼りすぎず、動物的な勘も働くようにしておきましょう。

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