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決算書は経営の役に立ちません。MQ会計で戦略的な経営を

いわゆる指標を使う経営分析というものは、私は苦手です。

売上高経常利益率は今期4%でした。
これを来期は2%上げ、6%にしましょう。

とかいうやつです。

分析ってなんでしょう?

分析ってなんでしょう。

広辞苑によれば、

【分析】ある物事を分解して、それを成立させている成分・要素・側面を明らかにすること
とあります。

さらに【経営分析】についても引いてみると、
貸借対照表・損益計算書などの財務諸表を材料として会社の収益力・資産内容など経営状態を判断すること
とあります。

「経営分析」というと売上高経常利益率とか、総資本回転率とかという指標を使うことが多いです。
そしてその指標に基づいて「あーだった、こうだった」が始まることが多いです。

分析は計算?

貸借対照表・損益計算書などの財務諸表の数値から、さまざまな指標を計算し、それについて論評を加える。
これが一般的に(経営)分析と言われます。

指標を改善するために「あの数字を上げるべく、この数字を下げるべく」と始まるわけです。
数字を計算して、高い低いを目標値に合わせようとします。

でも、ほんとうにそうなのでしょうか?

例えば売上高経常利益率を上げるためには、その分子を増やし、分母を減らすことが効果的です。
分子は経常利益額、分母は売上高ですから、経常利益額を増やし、売上高を下げれば、比率は良くなります。

分析は思考することだと思います

分析は計算して終わりではないです。
その結果から、次の行動にうつすことです。

そこにあるすべての要素を吟味し、どうすればいいかを考える。
そこに必要なのは思考であり、「試行」錯誤、つまり行動だと思います。

もちろん、気合で売ってこい!ではないです。
指標を良くすることでもないですね。

数値が良くなれば、自ずとその計算結果である指標も良くなるのです。

数値をもとにその先を考え、シミュレーションしてみる。
シミュレーションをもとに行動に移し、検証する。

分析をするだけ、その指標の結果のみに一喜一憂することはナンセンスだと思います。

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