抗えないもの

時の流れはゆっくり、でも確実に。

■ ■ 発売中 ■ ■
決算書のつくり方
kindle版 

なぜ社長は決算書に興味がないのか?
Kindle版

時間の流れには抗えない

先日、靖国通りを歩いていて、ちょいと脇道に入りました。
事務所が水道橋になったこともあり、神保町へはたまに行く感じになっていました。

以前行っていた白カレーのチャボさん。
閉店していました。

たまたまおいしいもの倶楽部に書いていたのが、2018年6月24日。
・神保町でカレー(その2)チャボ

なんとその1ヶ月後に閉店されていたようです。
突然だったようです。

時の流れは確実に

1本脇道に入っただけなのですが、タイムスリップしたようなこの通り。
チャボさんのお隣、喫茶「ラドリオ」さんも閉店したようです。
喫茶「ミロンガ」さんは営業していました。

私は学生時代からこの界隈をウロウロしてましたので、懐かしいお店が閉店するのは残念な感じもします。

学生時代からでも数十年が経っていますから、それはそれで仕方がないことです。
傍から見ているだけだから、ノスタルジーにも浸れるのかもしれません。

時は、無情なまでも確実に流れていきます。

時が来たら、脇にどく

人生観というか、生き方で手本にしたい樹木希林さんの言葉に、

世の中をダメにするのは老人の跋扈(ばっこ)。
時が来たら、誇りを持って脇にどくの。

というのがあります。

私は仕事柄、中小企業の世代交代を見てきています。
今まさに、というところもあります。

知り合いから見聞きするものもあります。

「中の人」ではありませんが、比較的近い位置にいる方です。

いずれにしても、いちばん厄介なのはまさに「老人の跋扈」。
老害です。

今までのご苦労や実績は、ほんとうにすばらしいものです。
ですが、それはそれ。

あなたがいることで、後継者や部下が育たない、何もできない。
それに気づかず、「なんで私がいつまでも」的にイライラ。
やろうとする後進の芽を潰しています。

そんな事例は世の中にたくさんあります。

私はわりと平気で言う方ですが、
「時が来たら、誇りを持って脇にどく」は大事だと思います。

いや、脇ではなくて、どっかに行っちゃうぐらいがいいですよ。

ーーー