ない方がいい情報もある(相手の受け方はどうか?)

ほぼしん

代々木駅近くの飲食店街です。
当初はごちゃごちゃした感じでしたが、最近少しスッキリしてきました。

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決算書のつくり方
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なぜ社長は決算書に興味がないのか?
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ほぼ新宿のれん街
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それまでは木造の家やアパートが建っていて、人が住んでいるのかどうか、よくわからない感じの建物がありました。
その古建物が居酒屋や飲食店になり、リノベ的に飲食店がパタパタとできてきました。

私は午前中にこの近くに行くことがあるのですが、残念ながらその時間にはお店はやっていないので、まだ飲食しに行ったことはありません。

ない方がいい情報

写真を拡大してみました。

この写真、よく見ると、奥に「通り抜け禁止」と書いてあります。

特に気に留めない方、「なるほど、そうなんだ」と思う方などがいらっしゃるでしょう。
でも「通り抜け禁止」ということは、「通り抜けできる」という案内でもあります。

ここは通り抜けできる(道はある)けど、通り抜けてほしくない。

この看板を設置した人の気持ちとはうらはらに、通り抜けできることを知らしめてしまっています。
偶然写真に写り込んだ方も、向こう側から通り抜けてきた人かもしれません。

看板がなければ、行き止まりっぽくも見えますので、看板がない方が通り抜けに使う人は少ないかもしれません。

難しいところですけど。

あえて説明しない

年に1回、税金の申告の関係で、会社の決算について、説明することがあります。
丁寧に(?)説明するならば、貸借対照表の現金預金から順にご説明、ということになりましょうか。

ただ、この方法ではお互い疲れてしまいます。

なので決算の中でもポイントとなるところを取り上げます。
社長の頭の中の数字と、決算書に載っている数字の「ズレ」とか、モヤモヤを解消するようにしています。

社長の頭の中の数字は、商売の中で動いています。
決算書の数字は、会計のリクツの中で動いています。
事実は同じでも、その切り口やフィルターによって見え方が変わってしまうことがあります。

そこをできるだけクリアーにするのが、会計人の仕事なんだろうと思います。
これも、難しいところですけど。

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