事実は事実として・・

毎年受けている人間ドック。
今年は昨日、受けてきました。

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なぜ社長は決算書に興味がないのか?
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基本健診のほかに、いくつかオプションで検査を追加しました。
自営業者は健康第一です。

「来週人間ドックだから、今週は飲みは控える」
こういう方、結構まわりにいませんか?

私は一切そういうことはしません。
いつもどおりの食生活です。

健診の目的って、何でしょう?

からだの状態がどうか、を調べるものです。
健康なら良し、ダメなら生活習慣を改善するとか、病気などが見つかれば治療するわけです。

にわかで節制したからといって、検査数値に大きな影響はないものもあるでしょう。
でも、もし健診前にふだんと違った行動をして、数値がよく出たとして、それで重大な病気などの兆候を見逃してしまったら、本末転倒ではないでしょうか。

残念なのは、健診機関で、こう聞かれることです。

「この数値で登録してよろしいですか?」
「もう一回測りますか?」

これって私のいる業界で言えば、

「今回の決算の利益(損失)はこれでいいですか?」
「もうちょっと・・・しますか?」

というようなものです。

事実は事実として、まず受け入れる。
そして、良かったことは継続、ダメなことはなおす。

どちらにしても、その理由がありますし、謙虚に事実と向き合う姿勢が大切だと思います。
それは会社の数字でも同じです。