相変わらず残念なeLtax(暗証番号の再発行)

以前、こんな記事を書きました。
残念すぎるeLtax・・・(暗証番号の再発行)

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記事を書いたのは、2017/5/18
あれから3年弱・・・

エルタックスはシステムも変わり、改善されたかと思いきや、以前のまま。
登録してあるメールアドレスがわからなければ、暗証番号の再発行をすることはできません。

私が税務を依頼された場合は、原則として電子申告で行います。

お客様に確認をとって、国税(e-tax)と地方税(eLtax)の登録手続きを行います。
eLtaxは、登録時にメールアドレスの登録を求められます。

手続きが完了し、特にご希望がなければ、登録後の利用者識別番号やパスワードなどは、私の方でお預かりしています。

もちろん、ご希望があればすぐにお渡ししています。
また、残念ながら契約が切れてしまった場合でも、これらの情報を含め、お客様に返却すべきものはお返ししています。

暗証番号は忘れてしまったり、メモ等を無くしてしまうこともあります。
また、税理士が変わることも少なくありません。

eLtax側が厳重に管理したいのも分かります。
ですが、メールアドレス以外のいかなる方法でも暗証番号の変更ができないとなると、税務の手続き・申告に支障をきたします。

ましてや、再度利用者IDを取り直したりすれば、eLtax側でも情報のひも付けが、大変になるのではないでしょうか?

e-taxでは、会社や本人宛に仮パスワードを送り、パスワードを再設定できる仕組みになっています。
eLtaxでも、同じようにすることはできないのでしょうか?

ますます電子化が進んでいくのに、これはほんとうにネックだと思うんです。
ぜひ、なんとか、改善してください!

そして、税理士さんへ

顧問契約して、電子申告の手続きをすることになった場合、手続きが終わったら、原則として、利用者識別番号・パスワード、利用者ID・暗証番号は、会社さんへもお知らせくださいね。

もし顧問契約が切れてしまった場合でも、これらを含め会社さんのものは、ちゃんとお返ししてくださいね。