戦略的会計へ ★ 谷口税理士事務所

税理士 谷口敏文のblogー決算書は経営の役に立ちません

どこに出たいの?

time 2019/11/13

私は税理士なので、税金についてのご相談を多く受けます。
いろいろお話を伺いながら、まとめていくわけですが・・。

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税金を減らすことがゴール?

「とにかく税金を払いたくないので、そうなる方法を」
みたいなお話になると、こう聞きます。

「税金を減らして、どうしたいんですか?」

税金を減らして、その結果どうしたいのか?が知りたいわけです。

もしお金を残したいなら、税金を払った方が、お金が残ることもあります。
それならば税金を減らすことは、2の次、3の次になるわけです。

「税金を減らしてお金をためて、海外で暮らしたい」
のなら、日本での税金を減らすことより、さっさと海外に行って生活すればと思うんです。

どこに出たいんですか?

全体がわからないと、方針は立てにくいです。

もちろん、最初からすべて予定できて、筋書き通りに行くなら、こんなラクなことはありません。
先のことはわからないのですが、大枠とか撤退条項(こうなったら中止、とかを決めておく)があれば、対応できます。

ここから入って、どこに出るのか(出たいのか)?
意外に決まっていない人が多いです。

そうすると考えた対策が本末転倒になったり、手段が目的化されてしまって、行き詰まります。

それまでの時間も、多くの場合、ムダになります。

旅行に例えると分かりやすい

「どこかへ行きたい」→「行き先が決まったら、また来てね」
「どこかいいとこないですか?」→「何がしたいの?」
「北海道に行きたい」→「北海道で、何したいの?」

北海道の旭川動物園に行くことが決まったとします。

そこで初めて方法の検討に入るわけです。
ただ、その前にまだ確認が必要です。

「旭山動物園でどうしたいの?」

単に「ペンギンが見たい」なら、上野動物園でいいかもしれません。

もちろん、旭山動物園に決まれば、採らない事項も決まります。

山陽新幹線や九州新幹線に乗ることは、なくなります。
西日本方面のことも、考えなくてよくなります。

「今すぐ出て、今日中に北海道に着きたい」となれば、飛行機を選択します。
「今週中」なら新幹線でも、船でも、車でもと、選択肢が広がります。

そして、具体的な旅程を書くことができます。

いかに依頼者の真の目的にたどり着くか。
あるいは、見えないその真の目的を探り当てるか。

これは私の、この仕事の愉しみでもあります。

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書いてる人

谷口敏文
(税理士 ㈱TKS 代表取締役)

決算書作りに疑問を感じていたとき、戦略MQ会計に出会う。
経営の役に立たない決算書から、経営に役立つMQ会計を広めるべく日々活動中。

■ 登録商標について

・「MQ会計」「MQ戦略ゲーム」「企業方程式」は、これを考案開発された西順一郎先生の会社、 株式会社 西研究所 の登録商標です。

・P、V、M、Q、PQ、VQ、MQ、F、G は西順一郎先生の著作物です。