下がったら「赤」のほうが緊迫感ありますね・・
株価ボード
iPhoneなどで株価などを見ていると、上がると緑、下がると赤になります。
一般的には下がるとキツイな、と思うものは「赤」の方がいいような気がします。
東証などでは、上がると赤、下がると緑。
なにか意図はあるんでしょうが、ちょっと違和感ありますね。
VIX指数は上がると株価に悪い影響が出ると言います。
最近は50前後、けっこうみんなビビってるというサインです。
(少し前までは20いくかいかないか、ぐらいでしたから)

株価だけを見ていると、「あちゃ〜」という感じですが、気持ちを切り替えるとチャンスが見えてきます。
ピンチはチャンス!?
価値(時価)が下がると効果が期待できるのが、株式の贈与です。
一時的な下げなら、しばらくすれば回復するでしょう。
時価で評価が原則の贈与については、一時的な下げはチャンスになります。
親から子への、株の贈与を検討するのもいいでしょう。
親が持っている上場株式を子に贈与する場合、次のように時価を決めます。
下記の4つの価格のうち、いずれか低い価格で贈与することができます。
・贈与した日の終値
・贈与した日を含む月の終値の平均
・その前月の終値の平均
・その前々月の終値の平均
例えば今日、贈与した場合は、
・贈与した日(4/9)の終値
・贈与した日を含む月(4月中)の終値の平均
・その前月(3月中)の終値の平均
・その前々月(2月中)の終値の平均
となります。
例えばトヨタなら、今日の終値、2,366円が今のところ一番低くなります。
・贈与した日を含む月(4月中)の終値の平均
は、5月にならないと出ません。
もう一段下がれば、さらに下がる可能性もあります。

年初から見てみても、瞬間的に2割近く下がっています。
贈与税の負担を減らして贈与するには、いいタイミングかもしれません。
今回の下げは一時的か?
私はアナリストでもなんでもないので、今後の株価の見通しなんてわかりません。
一般的には、このままどんどん下落することはなく、いつか底を打って・・
と言われている方が多いです。
ただ、個人的には今回はいつもとちょっと違う感じがします。
昨年の8月ぐらいとは、なんか雰囲気が違います。
ひょっとして、もっと下がっていって、回復するのは何十年後とか。
そんな気もするのは考えすぎでしょうか?
なので、いつもならお客様に「株の贈与をしては?」とお声がけする私も、今回は積極的に言えない自分がいます。
贈与は検討に値しますが、もう少し様子を見てからの方がいいような気もしています。
「うーーむ」
ーーー