慣れと試み

都内にこんな道路があります。

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自転車専用レーン

この道路では、車道のいちばん左側が自転車専用レーンになっています。
そしてその内側に2車線の車道があります。

これはそんなに珍しくないかな、とも思いました。

「ここにこれが来るか」そう思ったのは駐車帯。

この道路には以前から、時間駐車の駐車帯がありました。
いちばん歩道よりにありました。

しかし歩道と車道の間に、自転車専用レーンが割って入った形になりました。
駐車帯は車道側に、押し出されるような感じで設定されました。

慣れ

慣れというものがあります。

この写真のように、明るい時間に俯瞰ぎみに道路を見れば、一応は理解できます。
駐車帯はここにあるんだな、と。

先日この通りを夜、タクシーで通りました。
駐車帯に停まっている自動車は、まるでいい加減に、道路の中途半端な場所に停まっているように錯覚します。

自転車専用レーンは暗くて見えません。
事情を知らない運転手さんは、一瞬戸惑った感じでした。

試み

この自転車専用レーンも、いろいろな試行錯誤のひとつでしょう。
変えない、ということはある意味ラクです。
変えることで、失敗することもあるでしょう。

でも実は試行錯誤を重ねて行くことは、商品であっても、生物であっても日常的に行われています。
「創業100年、伝統の味」であっても、安泰ではありません。

考えて、試みて、結果を受け入れて、また考えて試みて。
日々の繰り返しが大切なのですね。