戦略的会計へ ★ 谷口税理士事務所

税理士 谷口敏文のblogー決算書は経営の役に立ちません

そのお金を何に使うか?(給付金はなぜもらえたの?)

time 2020/06/04

ほんとは札束の写真でもと思ったんですが、持ち合わせがないもので・・

給付金をもらった、利益が出た、借り入れができた。
こんな理由で、一時的にお金が増えることもあります。
さて、その使い方はどうしましょう?

商売は永続させていくことが前提

「Going concern」
会計学の本なんかで見ることができます。
「会社は継続していくことが前提」といった意味合いです。

ヒトも含めて、命あるものは連綿とその命を繋いでいこうとします。
ときにはスムーズに、時には変化に対応し、形を変え、進化して。

会社も、一度命を吹き込むと、継続すべく力が働きます。
それが自然の流れだと思います。

次へ繋ぐ糧として

私はお客様の会社の業績が良いとき、利益が出たときは、いつもこう言います。

「今の売上が半分以下になったら、今うまく行っている事業がダメになったら、どうしますか?」
「利益やお金があるうちに、次のメシのタネを蒔いてください、育ててください」

意味を理解していただける方は、多くいます。
でも、ご理解いただけない方も、一定数います。

今回の持続化給付金などは、その使い方が試されていると思います。

持続化給付金は、なぜもらえたのか?

別に国は、お金をバラ撒いているわけではありません。
コロナにより、前年同月の売上が50%以上、下がってしまった。
だから出たわけです。

給付対象にならない会社も、もちろんあります。

今回はコロナで、全世界的な影響が出ました。
だから国も手立てをしました。

もし今回が、
自分の会社が、超大口取引先から、取引を断られてしまった。
自分の会社の主力商品が、まったく売れなくなってしまった。

こんなことが理由で、前年同月の売上が50%以上、下がってしまった。

そんな場合は、給付金は出ません。

そうなってから、慌てて新規の取引先を開拓しようとしても、
そうなってから、慌てて新製品の開発をしようとしても、
間に合いません。

今回は、コロナで確かに大変です。
でも今回は、コロナで感覚が麻痺しています。

厳しいようですが、常に次を考えながらの舵取りが、大切だと思うのです。

ーーー

書いてる人

谷口敏文
(税理士 ㈱TKS 代表取締役)

決算書作りに疑問を感じていたとき、戦略MQ会計に出会う。
経営の役に立たない決算書から、経営に役立つMQ会計を広めるべく日々活動中。

■ 登録商標について

・「MQ会計」「MQ戦略ゲーム」「企業方程式」は、これを考案開発された西順一郎先生の会社、 株式会社 西研究所 の登録商標です。

・P、V、M、Q、PQ、VQ、MQ、F、G は西順一郎先生の著作物です。