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盲導犬協会から年に数回、会報が送られてきます。
知らないことはまだまだ多い
ささやかながら、盲導犬協会に毎月寄付しています。
五体満足に生んでもらった親に感謝しながら、からだのどこが不自由になったら辛いだろう?
自分は目が見えないのが辛い、と思い寄付をはじめました。
継続をすることが大切だと思い、毎月、わずかですが続けています。
もう10年近くになると思います。
会報誌が送られてくると、知らないことがまだまだ多いことに気付かされます。
今回の会報で「見え方」について書いてあり、ご紹介したいと思います。
盲導犬が必要な方は、全盲の方とは限らない
![](https://www.tt-tax.net/wp-content/uploads/2019/10/guidedog.jpeg)
記事によると、
「駅でスマートフォンを見ている人がいたが、何のためにこの人は盲導犬を持っているのか」
「本当は見えているのに、なぜ盲導犬を連れているのか」
このような問い合わせが、盲導犬協会にあるそうです。
私も盲導犬を連れている方は、全盲かそれに近い方だと思いこんでいました。
しかし、それだけではないようです。
続けて記事によれば、
視覚障害には全く見えない「全盲」のほかに、「見えにくい(ロービジョン)」というものもあるそうです。
・視野がかなり狭くなっている
・まぶしくてものが見づらい
・足元が見えにくくつまづきやすい
・物が二重に見える、歪んで見える
といった症状だそうです。
ロービジョンでも、見えるならいいじゃないか。
スマホが見れるなら、盲導犬なんか連れて歩くなよ。
メガネや治療などで矯正できれば、そうするでしょう。
でも、それではカバーできない方が、盲導犬の手助けを受けています。
全盲でなくても、盲導犬の手助けが必要な方がいる。
知ることで、理解して、協力してあげましょう。
これも悲しいですね
最近、駅などで見かけるポスター。
盲導犬、あるいは盲導犬を連れている人を受け入れない人や場所。
誤解を恐れずにいえば、その方も好きで盲導犬を連れているわけではないでしょう。
最近、不寛容な世の中になったと感じます。
自分の身に置き換えて、相手の気持を思いやる余裕を持ち続けたいと思います。
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