戦略的会計へ ★ 谷口税理士事務所

税理士 谷口敏文のblogー決算書は経営の役に立ちません

同じようにExcelを使っていても

time 2019/11/11

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「1から10までの数字を足すと、合計はいくら?」

足し方を工夫する

1+2+3+4+5・・・+10=
特に何も考えないと、こんな計算をしていくかもしれません。

ではこれが、1から1000までだとすると、大変です。
けっこうな時間も掛かりますし、途中で間違えてしまいそうです。

ではExcelに計算させましょう。
=1+2+3+4・・・ これではExcelでやる意味がありません。
そこで数字の下で、Σキーを押すと、瞬時に合計し、正解を出してくれます。 

でも、セルに1から順番に入れているのなら、手書き計算でも変わりません。

考えてみる

1つずつ足すのはめんどうだ。
Excelに入れるのも大変だ。
何かいい方法はないかな?

考えてみます。

すると規則性に気づき、ラクに計算する方法を見つけました。

数字の端と端。
それを足すと11になる。1つずつずれても同じだ。
1+10、2+9、3+8・・・

そうすると、11が5個できる。
11を5回足す、あるいは掛け算を知っていれば、11×5で答えを求められます。

これをExcelで計算させるには、どうすればいいでしょう?
算式が組めれば、Excelがすぐに計算してくれます。

でもどういう算式?

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そして思考が始まります

数字の端と端を足し、それが1つずつずれていっても同じで、それがいくつできるか?
これを式に表すとどうなるのか?

始まりの数をa、終わりの数をbとしてみると、(a+b)
これが何回かというと・・・(a+b-1)/2

(a+b)×(a+b-1)/2 とか???

でもこれ、「a」つまり始まりの数字が1でないと、計算できません・・
2から8まで、みたいに1から始まらないものだと、ダメです。

うーん、私のアタマではここまでか?(苦笑)

作業の効率UPは限界がある

業務の効率化を考えるとき、パソコン(例えばExcel)でどんなことをさせるか?

1,繰り返しの作業をさせ、効率化するのか。
(いわゆる単なる集計業務)

2,算式を組んで、汎用化して計算をするのか。
(例えば利益がいくらの場合、税金がいくらになるかみたいな)

3,データをいろいろ組み替えて、そこから見えるものをさらに深めるのか。
(ピボットテーブルなどで、データをタテ・ヨコ・ナナメ見するとか)

1から3まで、いずれもExcelでできます。
1、2、3と難易度が上がってきます。

1と2は定型作業の自動化ですが、3はちょっと違います。
3はデータ分析であり、シミュレーションです。

1と2は「作業」の効率化です。
3は考える「仕事」だと思います。

同じようにExcelを使っても、その先の結果は違います。

自分がパソコン(Excel)でやっていることは何か?
清書や作業をやっていてはダメだと思います。

「作業」はなくならないでしょう。
でも、低価格で量だけある。
忙しいけど儲からなくて、疲弊して終わり。
そうなることは十分に予想できます。

目先にとらわれていては、いけません。
仕事のように見える「作業」から抜け出しましょう。

書いてる人

谷口敏文
(税理士 ㈱TKS 代表取締役)

決算書作りに疑問を感じていたとき、戦略MQ会計に出会う。
経営の役に立たない決算書から、経営に役立つMQ会計を広めるべく日々活動中。

■ 登録商標について

・「MQ会計」「MQ戦略ゲーム」「企業方程式」は、これを考案開発された西順一郎先生の会社、 株式会社 西研究所 の登録商標です。

・P、V、M、Q、PQ、VQ、MQ、F、G は西順一郎先生の著作物です。