時間軸の感じ方(『せいめいのれきし』)

『せいめいのれきし』
昔読んだ方もいるかも知れません。

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2015年にこの絵本の改訂版が出ていたそうです。
最近まで知りませんでした。
同時にその絵本の解説本も出ていました。

『せいめいのれきし』はその名のとおり、生命の歴史を紐解く絵本です。
46億年前の地球誕生から、生命の発生・進化の過程が描かれています。

1秒1秒の長さは昔とそんなに違わないと思いますが、世の中の流れは加速度的に早くなっています。
早くなっているように感じます。

以前も書きましたが、人間の赤ちゃんはお母さんのお腹の中で10ヶ月ほど過ごします。
地球上で40億年近くかけて行った生物の進化を、赤ちゃんは40日足らずで終えてしまいます。

もちろん、生物としての進化(の過程)は省略していません
ごく単純に考えると、時間を1億分の1に縮めているわけです。

その後は人間としての成長を始めます。
その後の9ヶ月弱は、ヒトとしての時間をたどります。
生物と比べると、とてもゆっくりな歩みです。

緩急をつけながらも重要なところは丁寧に、という感じなのでしょうか。

46億年を1日に例えると、人類が出てくるのは日付があと10分ほどで変わるタイミング。
46億年という時間は淡々と刻まれていながら、その体感はまるで違います。

久しぶりに絵本をじっくり読んでみようと思います。
もちろん、解説本も。
新たなる発見が楽しみです。

・『せいめいのれきし』
バージニア・リー・バートン

・『深読み!絵本「せいめいのれきし」』

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