実はちょっとの違いだったりする

たまに過年度の書類を作成することがあります。
そうすると、過去のバージョンのソフトなどに、最初からデータを入れなければならないことがあります。

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うっかり今のバージョンで入力してしまい、いざ電子申告等で処理しようとすると、「バージョンが違います」ということになったり。

バージョン違いのデータでも、うまく引き継げればいいのですが、ダメなケースも多いです。
インポート、エクスポートを使ってもです。
そうなると、泣く泣く打ち直したりすることもありました。

名前、○○○○
住所、△△△△△ ・・・

「何とかならんかなー」

そう思うと、手が見えてくることもあります。
ある書類の場合、バージョンこそ変わっていたのですが、中の書式はほぼ一緒。
エクスポートしたデータの中をのぞいてみると、なんと違いはたった4文字。

右が新バージョン、左が旧バージョンです。
なので、右の赤枠部分を、左の旧バージョンの形に変えてみます。

Fl31 → Fl28 へ
1.0.2.2 → 1.5.3.2 へ

結果として31を28、0と2を5と3に、4文字だけ変更すると、旧バージョンのソフトにインポートができました。
中を確認してみても、問題ありません。

これを打ち直していたら・・と思うとゾッとします。

たぶん、この辺に詳しい方にとっては「そんなこと」かもしれません。
でも、この方法を見つけたときは、小踊りしました。

もちろん、最初にチェックしろよと、いう話です。

方法がない、と思っても何かできないか、やって見る必要はありますね。

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写真の画面は、テキストエディターの画面です。
私はWordが苦手で、文書を書くときは、このテキストエディターを使っています。

もともとはプログラムを書くためのものなのですが、逆にこういうときは本来の機能で活躍してくれます。
今回のデータはXMLデータだったので、コードとして表示され、見やすかったです。

ワープロのおせっかい機能もなく、使いやすいので、私のお気に入りソフトの1つです。

CotEditor
https://coteditor.com