戦略的会計へ ★ 谷口税理士事務所

税理士 谷口敏文のblogー決算書は経営の役に立ちません

倉庫火災(MG:MQ戦略ゲーム)

time 2018/06/15

MG(MQ戦略ゲーム)とは、ゲーム形式で経営を学べる奥の深い研修です。

まず意思決定をする

MG(MQ戦略ゲーム)では、1卓5-6人で各自が会社を経営します。
場にある意思決定カードをめくり、意思決定をし、行動します。
5期(5年分)の経営を体験します。

意思決定カードを引くと、10個のできることが書いてあります。
その中から1つを選び、行います。

順番が来てから、「さーて、何をやろうかな?」では日が暮れてしまいます。
当然、ゲームでは負けてしまいます。

リスクカードを引かされることもある

通常は意思決定カードを引くと、自分のやりたいことをできるはず・・・
ところが、そうはうまくいかないのが世の常です。
予期せぬ出来事が起きたりします。

ゲームでは、意思決定カードの中に「リスクカードを引く」という強制行動カードがあります。
例えば「倉庫火災があって、材料が燃えてしまいました・・」なんていうカードが。

このカードを引くと、倉庫にある材料はすべて燃えてしまいます。
せっかく買ってきたのに・・・です。
保険に入っていれば保険金がもらえますが、材料は1から買い直しです。

リスクカードとはなにか

リスクカードとは、意思決定カードの一部だと私は思います。
「倉庫火災で材料が燃える」という「意思決定」をしている。

「おいおい、火事で材料が燃えちゃうんだよ。そんな事自分で決めるわけないだろう。」

たぶんこんな反論が返ってくるでしょう。

もちろん自分で燃やすことはないでしょう。でも、

・倉庫がぐちゃぐちゃで、火事になったら一気に燃えてしまうような状況だった
・木造の倉庫のままで、火の回りが速かった
・倉庫回りの雑草が伸び放題
・倉庫のブレーカーの漏電が火事の原因でした
・火災報知器やスプリンクラーを付けていなかった
・火災保険に入っていなかった
・倉庫の鍵がいつも開いていて、不審者に入られ火をつけられた

いくらでも火事の原因を作っていた、放置していたんじゃないですか?

・今やらなくてもそのうちやればいい
・いつかやるよ
・今お金がなくてね
・やろうとは思っていたんだけど

そういう「意思決定」が倉庫火災を呼んでいるのではないかと。

「あっ、リスクカード。倉庫燃えちゃったー」

ではないと思うんですよ。

ーーー

【編集後記】

昨日は1日集中ワーク。
メリハリが大事です。

書いてる人

谷口敏文
(税理士 ㈱TKS 代表取締役)

決算書作りに疑問を感じていたとき、戦略MQ会計に出会う。
経営の役に立たない決算書から、経営に役立つMQ会計を広めるべく日々活動中。

■ 登録商標について

・「MQ会計」「MQ戦略ゲーム」「企業方程式」は、これを考案開発された西順一郎先生の会社、 株式会社 西研究所 の登録商標です。

・P、V、M、Q、PQ、VQ、MQ、F、G は西順一郎先生の著作物です。