MQ会計は、その先が大切です

「MQ会計をもっと早く知っていたら・・」
私がMQ会計のお話をすると、こんなお話をされる経営者の方がいます。

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MQ会計は万能のツールではありません

何にでも効く万能薬に、私は出会ったことがありません。
MQ会計も万能のツールではありませんが、柔軟な発想の役に立ちます。

経営者の方は、感覚的にそれを理解されます。
ところが会計の専門家と言われる方々は、素直じゃない方が多いですね。

・これは変動損益計算書を図式化しただけのもの
・これでは資金の流れがわからない
・在庫の概念がないね   などなど

人の話をちゃんと聞いていないのに、ご自身の基準に当てはめて、難癖をつけてきます。
基準と言っても、昔から語り継がれてきた言い伝えです。
それと比べて、あーだこーだ。

本当に素直じゃありません。

自分の基準に合わせようとする人たち

会計の専門家の方々は、今まで得てきた伝統的な会計の知識・基準に、MQ会計を当てはめようとします。
ですがそれはムリです。

確かに、もととなる数字の多くは、会計から持って来ることはできます。
ただ、現場ではふつうに使われている「数量」の概念が、会計にはありません。
なぜなら、会計は「金額」しか使わないからです。

ところが会計の専門家の方の多くは、決算書から写そうとします。
そしてG(利益)に、平気で間違った数字を入れます。

中にはそれをもとに「図式化してわかりやす決算書になったでしょ?」
なんて言うセンセイ方も・・・

MQ会計表を見ているのに、頭の中には右側の図しかありません。
いやはや・・

手を動かすと

手を動かすことで、頭は動き始めます。
MQ会計の基本は、手を動かして、電卓を叩いてみることです。

MQ会計の基本図に、とりあえず数字を入れてみてください。
もし、スラスラ数字が入ったら、それはほぼ間違いです。

まずQが出てきません。多くの場合。
そして、うちのVは何?
Fは?・・・

こんな感じで、引っかかります。先へ進めません。
日頃意識していないので、何が当てはまるかが分からないはずです。
それが普通です。

でも、あーでもない、こーでもないとやっていると、だんだん見えてきます。
これをこうすると、これはこうなるのか・・

話し合って、アイデアが出てきます。
だんだん会社の形が、見えてくるようになります。

セミナーではこの感じを体感していただいています。
ぜひ一度、参加してみませんか。

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