見慣れた光景
慣れるといい
・ブラインドタッチでキーボード入力ができる
・キーを見なくても電卓で計算できる
・手元を見なくても、キャベツの千切りができる
などなど、特に意識しなくてもスムーズにできることは、いいことです。
いちいち手元に目を落としていたら、効率が悪いです。
最初は意識して、手順を確認して、練習して、そのうち無意識でもできるようになる。
自分にプラスになる「慣れ」はたくさん作りたいものです。
慣れてしまうもの
一方で「慣れてしまうもの」「ついついやってしまうもの」っていうのも、けっこうあります。
・騒音
・繁忙期の残業や休日出勤
・領収書を預かって入力
・飲んだ後のラーメン
![](https://www.tt-tax.net/wp-content/uploads/2023/10/ramen-600x450.jpeg)
良くないことはわかっていても、ついやってしまう。
やめたくても、抵抗したくてもつい流されてしまう。
人間そんなに強くないのも、事実です。
慣れてはいけないもの
最初は意識していたのに、いつの間にか意識が薄れ、無意識になっていく。
最初は我慢していたのに、その感覚が麻痺してきて、意識しなくなる。
我慢、抵抗、意識していたものでも、慣れてしまうことがあります。
「サーカスの象」なんていう話もあります。
無力感、諦めといったことを経て、それを意識から外してしまう。
「慣れ」とはちょっと違うかもしれません。
今まで異質だったもの、受け入れたくなかったものが、いつの間にか常態化。
それが当たり前になってしまう。
そうすると物理的、意識的な「実効支配」となってしまいます。
これはほんとうに避けなければなりません。
抗う、戦う、あるいは逃げる。
その状態を良しとしない「意識」「行動」がなければ、日常に紛れてしまいます。
何もしない、というのはそれを容認したと取られてしまうかもしれません。
・残業・休日出勤は、あたり前ではない
・低価格でこの仕事をするのは、あたり前ではない
サーカスの象にならないように、気をつけたいものです。