何でも100%、完璧を求めない


・お気に入りのお皿

■ ■ 発売中 ■ ■
決算書のつくり方
kindle版 

なぜ社長は決算書に興味がないのか?
Kindle版

100%は窮屈です

100%、完璧を求められるものももちろんあります。
でも、そこまでしなくてもいいのに、というものは数多あります。

冒頭のお皿、直径15cmくらいの、とても使い勝手のいいお皿です。
気に入ってます。

ぱっと見て、気になるところありますか?

はい、よく見ると真ん中の白丸の上に、茶色いものが付いてます。

これは汚れではなくて、このお皿といっしょに焼き上がってしまった何かです。
取れませんが、支障ありません。

さらに、よく見ると模様が少しズレています(12時から6時の線が曲がってます)。
が、もう1枚に比べれば、どってことありません。

いわゆるB品ですが、使うのにはまったく問題ありません。
うちにはこんなお皿も結構あります。

普段使いには申し分ありません。

用途とタイミングと

会社にとって数字は重要なものです。
ただ、その数字を何に使うのか、使う人はどんな人か、によって、精度やタイミングに緩急をつけていいと思います。

最終的には、数字がきちんと合わなければなりません。
でも、それは決算・税務申告期限までにです。

では、月次決算はどうでしょう?

決算とはいいますが、でてくる帳票は「試算表」。
試し算、検算表なわけです。

経営判断に使うわけですから、「速く」が求められます。
ある程度ざっくりであっても、キモとなる数字が(おおよそ)合っていれば、良いと思います。

もちろん、程度の問題はありますけどね。

ただ、なんでも100%、完璧主義ではない方が、モノゴトはスムーズに進むと思うんですけどね。

ーーー