17駒30通りのうち、2通り(将棋のお話)

正しいものは、美しくムダがないものです。

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藤井棋聖の登場で、将棋に興味を持つ方も多くなったと思います。
私も将棋は好きです。

将棋ははじめに、双方で駒を並べます。


(日本将棋連盟HP、駒の並べ方より)

この状態から駒を動かして、相手の王を取ったら勝ちです。
では最初にどの駒を動かせばいいのでしょうか?

リクツ上は、17駒・30手の中から選べます。
(当初20手と書きましたが、間違えました。
これじゃあ将棋がうまくならないわけだ。)

「金」を動かしても、「銀」を動かしても、9個並んでいる「歩」のどれかを動かしても、問題ありません。
初手で動けないのは、「角」と「桂馬」です。

この図でいうと、▲マークの先手が勝負を有利にすすめるなら、次の2つの手のどちらかにするのだそうです。

「2六歩」または「7六歩」

プロを始め、多くの将棋経験者はそうします。
飛車先を突くか、角道を開けるかをするのです。

なぜそうなのかは、私に聞かれても答えられません(^^;
ただ、どんな局面が待ち受けているにせよ、最初はここから始まる。

最初はみんな同じなのに、どこかで手を間違えると結果は雲泥の差。

何か、ほんとうに奥深いものなんだと思うのでした。