![](https://www.tt-tax.net/wp-content/uploads/2021/07/kensyurec.jpeg)
税理士には、年間36時間の研修受講が義務付けられています。
研修なら何でもいいわけではなく、税理士会が認定した研修が、受講時間としてカウントされます。
認定されていないものでも、実務に役立つものはたくさんあるので、認定云々を問わず、受講するようにしています。
(申請するとカウントされるものもあります)
今までは会場受講がほとんどでしたが、今はオンラインで受講できるものはオンライン受講にしています。
それは、次の理由からです。
拘束時間の短縮
会場で研修を受講する場合、会場へ行き、受講し、会場から帰る、ことになります。
オンラインの場合、受講時間以外の、会場への行き来の時間が無くせます。
幸い私は都内に事務所がありますので、会場への行き来は往復でも1時間程度で済みます。
が、この1時間もチリツモで、3時間の講習を12回受ければ、年間で12時間にもなります。
基本的に移動の時間なので、減らせるに越したことはありません。
地方で行われる研修に出かけていくという、別の楽しみもありますが、現状はそれはリスクです。
コロナが収まるまでは、おあずけですね。
受講時間の短縮
研修時間は2〜3時間が多いです。
認定研修、講師の方もさまざまです。
おおよそ税務に関するものなので、税理士が多いですが、弁護士など他士業の方もいます。
また、研修(講師)に長けている(慣れている)方もいれば、そうでもない方もいます。
歯切れよく、わかりやすい講義をされる方もいれば、
あー、えー、と間延びしがちな講師の方もいます。
そうすると、このあー、うー間延びの時間、こちらもチリツモで、結構な時間になります。
オンライン受講だと、これも回避できます。
![](https://www.tt-tax.net/wp-content/uploads/2021/07/kensyuond.jpeg)
多くのオンライン研修には、速度調整モードがあります。
私はだいたい1.5倍速、講師の方によっては2倍速で受講しています。
それで丁度いいぐらいです。
また、聞き直しができるのも重宝しています。
(画像の講師の先生は、私がいつも受講している先生で、わかりやすい講義でいつも勉強になります)
レジメ
税理士会の研修の場合、講義資料が配られます。
だいたい分厚いです。
両面印刷で、200ページぐらい。本1冊分です。
これ、PDFにならんかな?といつも思っていたのですが、オンライン受講だとPDFで配布されます。
そのままパソコンに保存できます。
PDFだと、メモ書きがあとから、きれいな字で追加できます。
これもとても重宝しています。
オンラインの受講だと、受講料が割増になるケースが多いです。
でも、上記のメリットを考えれば、その割増分も気になりません。
もちろん、リアルの研修受講もいい部分がたくさんあります。
どちらも自由に選べる状況に、早くなってほしいものです。
税理士は勉強が仕入れですから、しっかり仕入れして、売上につなげていきたいと思います。
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