選ぶ、捨てるという考え方

先日行ったレオ・レオニ展にて

口を閉じれば

レオ・レオニが描いたこの絵。
タイトルは『閉じた口にハエは入らない』です。

この魚、きっとハエが煩わしかったんでしょう。
口を閉じて水に潜り、目を閉じています。

こうすればハエが口に入ることもなく、視界にも入りません。

そのうちハエがいなくなれば、水面から口を出して新鮮な空気が吸えるとか、
好物のエサを食べることができるのかもしれません。

でも、このハエがいるところに好物のエサが来ても気づけないし、捕ることもできません。

どこまでを取り、どこまでを捨てるか。
魚なりの意思のもとに、この行動をとっているのでしょう。

口を開ければ

私は「宝くじ理論」と言っていますが、
買わないと当たらないけど、買っても当たるとは限らない。

口を開けないと、エサは食べられません。

口を開ければ、好物のエサを手に入れられる。
かもしれません。

でも、好物のエサも食べられるけど、ハエも一緒に口に入ってしまうかもしれない。
あるいはいったんハエも口に入れるけど、選り分けて出すとか。
(ぶどうやスイカをガブッとやって、タネをプッと出す感じ ー 私はできませんけど)

ハエがいようがいまいが、エサだけを確実にゲットする技術を習得するとか。
ハエがいなくて、エサのある場所に引っ越すとか。

いろいろ思考は巡ります。

仕事はどう選び、どう選ばないか

ひとりでやっていくという決断を、私はしているわけですが、そうするとそこに制約が生まれます。
仕事を選ぶ、というかこういう仕事は受けない、やらないを決めておく必要があります。

そこが緩かったり、あいまいだと、タネの多いスイカやぶどうを口にすることになります。

この魚はそれなりにしっかりした意思のもと、ハエとの付き合いを遮断しているのでしょう。
そして、それを突き詰めていくことで、ひらめきが生まれるかもしれません。

私がこの絵を動画にするとしたら、
このあと魚に「!」と気づきのマークを入れて、
水中に潜って、砂の中からエサを探し始める。

そんな動画にするかな?

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