静かなる主張

明確に表示をして目立つこと、主張する方法があります。
一方で、まわりに溶け込むことによって、その主張をする方法もあります。

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例えば九州の太宰府。
太宰府天満宮を中心とした、観光地でもあります。

駅からその雰囲気が出ています。

そして駅を出たところにある郵便ポスト。
赤いポストではありません。
見逃してしまいそうです。

そしてこちらはコーヒーショップ。
スターバックスです。

木を生かした店舗になっています。
そう、あの隈研吾氏によるものです。

隈研吾氏といえば、日本を代表する建築家です。
その隈研吾氏が書かれた本のタイトルにもある『負ける建築』。

負ける建築とは、独創的であると同時に、社会に受け入れられる建築を作る。
自己主張するのではなく、周囲の環境に溶け込むような建物を建てること。
予算や敷地などの「制約」を逆手にとって、独創的な建物を生み出す。

溶け込みながら主張する。

目立つことも大事ですが、負けて勝つといいますか。
静かではあるが、しっかりとした主張を出す。

こういう視点、私は好きです。

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