損得か?気持ちか?

最近の切手はシール式のものがあります。
ペロリとしなくていいので便利です。

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決算書のつくり方
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先日、ゆうパックを出しに郵便局へ行きました。
受付をしてもらっていると、隣からこんな会話が聞こえてきました。

お客さん「この80円切手、84円切手に替えてもらえないかしら」
郵便局員「はい、できます。切手1枚につき、5円の手数料がかかりますがよろしいですか?」
客「手数料がかかるのね。でも、いろいろ貼るのがよくわからないし、替えてちょうだい」
局「分かりました。では計算しますね。差額は現金でお願いします」

私は受付が終わったので、その場を後にしました。
私なら交換しませんが、あなたならどうしますか?

郵便物に切手を1枚だけ貼る方がスマートでいい。
そう思う方もいらっしゃるでしょう。

4円の差額分の切手を買って貼れば、交換手数料5円はいりません。
私はこちら派です。
別に正解・不正解というわけではありません。

この局員が、
「それよりも、4円の切手を買って貼った方がオトクですよ」
もしそういう会話が続いていったら、
「私は替えてほしいのよ!いいから早く替えてちょうだい!」
なんてなるかもしれません。

単純な損得だけではない部分でも、人は行動しますから。

仕事柄、お金の損得が基準になりがちです。
しかし、お客様との話の中では、損得以外の部分が基準になるケースはけっこうあります。

ただ、私は損得だけにとらわれないように、全体を見て話すように心がけています。
ここはたぶん、AIには理解しにくいかもしれません。

・早く、正確に計算する
・手順を間違わずに処理をする
・繰り返しの業務を行う

コンピューターの基本的な動作の部分では、勝ち目はありません。
作業は捨て、業務は効率化し、じっくりと深い仕事をする。

私は、そちらへシフトしていく方向です。

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