→ の先へ(個人、職人の時代へ)

■ 神戸製鋼 検査データ改ざん
10/8(日) 14:59 掲載 朝日新聞デジタル

神戸製鋼、アルミ部品など検査データ改ざん 管理職関与
神戸製鋼所は8日、アルミや銅製品の一部について、強度などを偽って出荷していたと発表した・・・

■ 日産、5工場で書類偽装=経営責任に発展も
10/6(金) 19:00配信 時事通信
 日産自動車グループの国内6工場で無資格の従業員が日常的に新車の完成検査に関わっていた問題で、検査結果を記録する社内書類に有資格者名のはんこを押す偽装が5工場で行われていたことが6日、国土交通省の調査で分かった・・・

(yahoo newsより)

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最近、こんなニュースが多いです。

芸能人は不倫だなんだ。
政治家は金の使い込みだなんだ。
ほかにやること、伝えるべきことはないのか?と呆れるほどです。

少し前から言われていることですが、企業ではいわゆる団塊の世代が定年を迎えています。
中小企業でも経営者が高齢化し、後継者の問題、事業承継を含め対策は喫緊の課題です。
タイムリミットも迫っています。

そこで問題になっているのが技術の承継。
せっかくの日本の技術がうまく引き継がれず、劣化してしまいそうです。
やがては廃れてしまうかもしれません。

「組織」が崩落しつつある中、「個人」「個性」が重要だという意見も多くなっています。

世の中の流れとしては、産業革命的な流れの変化を経ているようです。
一方で、近代の歴史のループという感じもするのでありました。

個人(職人)→工業化(標準化)→作業→効率化→思考の停止→想像力の欠如→事故(今ココ)→個人(職人)→・・

でも、→個人(職人)→・・ と繰り返すかと思いきや、
「→工業化(標準化)→作業→効率化」このへんまではAIに替わられるのでしょう。

だから人間はその先、「→思考の停止→想像力の欠如」を乗り越えられる人が生き残ります。
思考を停止させず、考えられる人間へとなることが、「→」の先に行くのでしょう。