働く時間

就業時間、営業時間

会社なら、就業時間があります。
お店なら、営業時間があります。

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決算書のつくり方
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なぜ社長は決算書に興味がないのか?
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個人で、ひとりで仕事をしていると、時間の概念が抜けてしまいがちです。
やろうと思えば、いつでも、いつまでも仕事ができてしまいます。

個人だから、ひとりだから、不安だから。
理由はいくらでも、探せてしまいそうです。

自分でやるってそういうことだよ。
そんな甘っちょろいこと言っていたら、成功できないよ。

だからといって、無制限に仕事をしていたら、身が持ちません。

限られた、限った時間で

1日8時間、1週間に40時間。
労働基準法で国が定めた労働時間です。

睡眠で十分な休養を取り、食事やお風呂、家族との時間や個人が愉しむ時間を取れば、働く時間は8時間となるのでしょう。
人が安全に、適切に働ける時間だと思います。

そう考えれば、この1日8時間、週40時間の中で完結させる。
この時間の中で、適切な収入を得る。

もし、そういう働き方ができないのであれば、何かがおかしいと考えるべきでしょう。

ましてや、毎日残業、土日も休みなし。
そうやって働かないと適切な収入を得られないのであれば、仕事のやり方など、何かが間違っていると考えた方がいいでしょう。

生き方がおかしくなっていないか?

また、逆の面も考えてみる必要もあるでしょう。

1日8時間、週40時間の中で仕事を完結させているのに、適切な収入を得ているのに足らない。
毎日残業、土日も休みなしで働かないと生活レベルが保てない。
質素に暮らせということではなく、分不相応な生活になってしまっていないか。

働き方と生き方が、噛み合っていない。
働き方と生き方に乖離がない生き方こそ、いい生き方だと思います。

個人で、ひとりでやっているということは、時間を自由に使えます。
もちろん、勤めている人も同じです。
自分の考え方一つです。

大きく社会環境が変わった今だからこそ、考えてみてはいかがでしょう。

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