人を許容しないと、自分も許容されない

今年の夏は特別な夏。
高校3年生も、おじさんも、今年の夏は1回限り。

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お盆休み・夏休み

毎年お盆の頃になると、
・今年のお盆休みは○連休!
・お盆の頃は休めない(仕事だから)
・なんでお盆の時期は混むんだ、高いんだ!
・(お盆以外に休みを取ると)なんで今頃休み取ってんだ?

そんな話題になります。

今年はそれに加えてコロナがあり、
・お盆だけど、帰れない・・
・お盆には(近所の目もあるし)帰ってくるな!

日本人は一斉がお好き?

日本人は一般的に、何でもみんなと同じが好き。
たぶん、その根底にあるのは、村八分的な考え方。

江戸時代ぐらいから始まったとされるこのしくみ。
ネガティブなとらえ方をされることが多いですが、もともとはとても高度な自治システムだと、私は思います。
ただ、それが行き過ぎると、弊害は多いです。

そしてある一方向に向いてしまうと、思考停止が起こりがちになります。
そこに必要なのは、許容、寛容ではないでしょうか。

許容・寛容になると、ラクになる

今年は状況が一変しました。

しかたありません。
非常事態ですから。
でも、ここで皆さんもちょっと考えたと思います。

お盆=帰省 でなくてもいいんじゃないか?
夏休み=一斉 でなくてもいいんじゃないか?

「できない」から、しかたがないのか?
そもそも、なんでみんな一斉に、同じことをしなければいけないの?

お盆だけ帰るんじゃなくて、もっと違う方法で。
親と連絡取る方法、こんなにたくさんあったんだ。

ちょっと引いてみて、視点や思考の軸をずらせば、いくらでもやり方はある。
唯一の考え、方法ではなく、多様性を受け入れる。

その方が、意外にラクなんじゃないかな。
俗に夏休みといわれる期間に、ちょっと考えてみたのでした。