gBizID(ジービズアイディ)

単一のIDで、いわゆるお役所手続きを電子でできる仕組みとして、gBizID(ジービズアイディ)というものがあります。

便利なサービスです

「gBizID」、便利なサービスだと思います。

役所の手続きは、少しずつ電子化されています。
しかし、今までは各手続きごとに、その所管する役所ごとに登録したりすることがほとんどでした。

各役所ごとに会社名やら住所やらをいちいち打ち込み、その消耗たるやすごいムダです。
これを横断的にできるように、ということで「gBizID」ができました。

gBizIDを使えば、会社の基本情報はそこから各役所に提供されるため、その申請などに「ほんとうに必要な事項だけ」を入力すればいいわけです。

申請のしかたは

gBizIDは簡易版の「エントリー」とフルバージョンの「プライム」、プライムに紐付いた「メンバー」があります。
なんかスポーツクラブやクレジットカードみたいです。

エントリーはその場でIDが取得できますが、できる申請に限りがあります。
プライムはフルスペックです。

メンバーはプライムが許可したもので、プライムは社長、メンバーは社員という感じです。
大きな会社などは、何でもかんでも社長がやるわけに行きませんからね。

gBizIDプライムの申請は厳格(めんどう)です。
社長用だからしかたないかもしれません。

まずサイトから会社情報等を入力します。
その入力した情報を印刷した「紙の書類」に代表印を「押印」し、「印鑑証明書」を添付して事務局に送り、審査を受けます。

ここで「紙」やら「押印」が出るのは「むむむ」という感じもします。
ただ、このようなアナログ作業をいれることで、なりすましを防ぐという意味では、必要なものなのかもしれません。

これで審査が通れば、gBizIDを使って手続きができます。
個人事業主もgBizIDを取ることができます。

コロナ支援策も含め、これからgBizIDを使うことが増える可能性があります。
必要に応じて、取得しておくといいかもしれません。

法人番号、マイナンバーは使えなかったのかなぁ?

法人番号とは、会社に割り振られているマイナンバーのようなものです。

せっかくマイナンバーやこの番号があるのですから、これをgBizIDにするのかと思っていました。
しかし、マイナンバー、法人番号はgBizIDにはなっていませんでした。
ちょっと残念です。

給付金しかり、ワクチン接種しかり。
なぜ、せっかくあるマイナンバーを使わないのかな?と思います。
ニュースを見ると「ワクチン接種券」とかを郵送し、「接種済みシール」とかが用意されているようです。

ワクチン接種なら、保険証の情報とマイナンバーが紐付いていれば、マイナンバーカードか保険証を持ってくれば、この情報をもとに、接種情報を処理すればいいと思うのです。

マイナンバーはすでに全国民に付いています。
法人番号もすべての会社に付いています。
これをキーにして、結びつけていけばスムーズなのではないでしょうか?

「そんなことをしたら、情報がダダ漏れになる」
「悪用されたらどうするんだ」

こんな意見が出るのでしょう。

では、キャッシュカードやクレジットカードに口座番号やカード番号が書いてあります。
これはどう思いますか?

「いや、暗証番号が知られなければ大丈夫」
「ワンタイムパスワードやSMS認証があるから大丈夫」
「裏に署名や3桁の番号がある」
「秘密の質問と答えがある」

口座番号やカード番号と、それ以外の手段とを併用することで、安全性を強化しています。
もちろん完璧ではないし、破られることもあります。
ただ、多くの場合はそれで問題はありません。

だったら、すでに整備されているマイナンバーや法人番号を使って、それに紐付けていく方がスムーズだと思うんですけどね。

しつこく言いますが

生活者としての「個人」と「事業者である個人」は別物としていただけないのでしょうか?
gBizIDでも思いますが、私が個人事業主として取得したい場合、めんどう千万です。
自宅の住所と事務所の住所が違うからです。

「個人事業主」としての法人番号を作ってほしいです。

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