ちっとも見ていない

Tさんの顔を書いてみましょう。

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はて、どんな顔をしていたか・・?
毎日のように見ている、Tさんの顔なんですが、どんな顔をしていたでしょうか?

目が2つ、鼻が1つ、口が1つ、耳が2つ。
まぁ、これぐらいは分かります。

目は大きい?小さい?
鼻は?口は?
眉毛は?肌の様子は?

手がいっこうに動きません。

イメージ、ニュアンスは覚えていても、細かいところまで見ていません。
見ているようで、実はちっとも見ていなかったのです。
もう一度まじまじと見て「なるほど、こうなっていたのか」
確認しなければなりません。

そして自分できちんと書けるようになれば、今度は人に伝えることができます。
「左目が右目より少し大きくてね、鼻が少し右向いてるんですよ」
こんな話ができます。

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会社でも、数字や仕事のやり方、後継者への引き継ぎ。
伝える側、渡す側は相手側に立って、どう伝えれば相手が理解できるか。
意識しておく必要がありますね。