雑草という名の草はない

「雑草という名の草はない」
諸説あるようですが、言わんとしていることは、個々それぞれの存在があるということのようです。
好きなフレーズの1つです。

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名前がついていないだけ

世界中に植物はどのくらいの種類があるのでしょう?
そのうち図鑑に載っているものは?
私には見当もつきません。

図鑑に載っていなくても、ものすごい数の植物があるでしょう。
「すみれ」と名前をつけているのも、「雑草」と一括りにしているのも人間の勝手です。
「雑草」からすれば名前なんてどうでもいい話で、個々それぞれは存在し、命を紡いでいます。

儲かる事務所

会計事務所などこの関係の方はご存知かもしれませんが、某会社からパンフレットが来ました。
「儲かる事務所の・・・」セミナーのご案内です。

内容を要約すると、
・事務所を大きくしましょう
・成長させるにはこんな方法があります
・スタッフをこう使いましょう、ここまではできます
という感じでしょうか。

そして、
・会計事務所の人数が何人なら、全国で(上位)何番目です!
・会計事務所上位500事務所の売上合計が、業界全体の◯割を占めます!
と大きくするとこうなる的なことが書いてあります。

ふーん、なるほどね~

この会社のパンフレットはある意味面白いので一応見ますが、「雑草」からすればそんなことはどうでもいい話で、個々それぞれが存在し、紡いでいけばいいでしょう。

恐竜とネズミ

昔々、哺乳類がまだ弱小で、ネスミぐらいの頃。
地球を闊歩していたのは恐竜だったそうです。

隕石の衝突による気候の大変動で、大きくなりすぎた恐竜は環境変化に耐えられず絶滅。
サイズが小さく、世代サイクルの早かった小さなネズミは環境変化に対応し、生き延びたとのこと。

ネズミが恐竜になるのは無理があるわけで、恐竜は恐竜の、ネズミはネズミなりの意思、考えで生き延びていけばいいわけです。

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【編集後記】

昨日は新宿で認定研修の受講。
講師の先生は税理士、弁護士、公認会計士の資格をもっておられ、ものすごく本質的にものを見る先生で、都合がつく限り行くようにしています。
常に「なぜ?」という意識を持って実務にあたられており、大変勉強になります。