この時期、年に1回お会いするお客様がいます。
高齢の方もいらっしゃいます。
「お変わりありませんか?」
お茶菓子をおみやげに持っていき、ゆっくりお話します。
税金の話というよりは、世間話です。
必要そうなものは、全部箱に入れておいてくれます。
そこから税金の計算に必要なものを、選り分けます。
資料と一緒に報酬もご用意していただいています。
お釣りは大変ですから、キリのいい数字にしています。
領収証を書いて、現金を受け取ります。
集金したお金は、銀行に入金します。
中には、あとから現金書留で送ってくる方もいます。
郵便屋さんから受け取って、領収証をお送りして、銀行に入金します。
まぁ面倒ではあります。
振り込みだ、電子マネーだ、クレジットとは無縁の世界です。
効率化、合理化とは相容れないでしょう。
でもそこから感じ取るものもあります。
そんな「間(はざま)」を感じるこの時期なのでした。