霧でした by Zf
安東美術館
先日、軽井沢の安東美術館へ藤田嗣治氏の作品を見に行ってきました。
安東美術館は、安東泰志・恵 夫妻が長年蒐集した藤田氏の作品だけを常設展示する日本ではじめての個人美術館です。
藤田氏といえば「少女」「猫」「聖母子」をモチーフにした絵画で有名です。
こじんまりとした美術館で、随所にこだわりと奥深さがある、とてもいい美術館でした。

今回の展示で
少女、猫、聖母子の絵画はもちろん堪能しました。
ただ、どうしてもそのイメージが強くなってしまうので、あえて違うものをじっくり見るようにもしてみました。
犬の絵。
藤田氏といえば「猫」が有名ですが、犬の絵もとてもいい感じでした。
そしてこちら。
今回、戦後80周年の特別企画展示がされています。
9月28日までです。
ちょっと見えにくいかもしれませんが、真ん中の絵には
「日本に1億の特攻隊あり」の文字があります。
やはり、この時代に生きた方として、避けられない経験をされています。
展覧会にあったご自身の言葉などは、とても重いものでもありました。
最近は美術館も混んでる
美術館。やはりゆっくり、静かに見たいです。
そのために、できるだけ平日に行っています。
ただ、最近は平日でも混んでいるところも多いです。
東京など大都市圏で開催されるものは、けっこう混雑しています。
実物をナマで見たい。感じたい。
これはどなたも同じで、致し方のないことでもあります。
ただ、予約制で行っても、けっこうな入場者数があったり。
会期の始めや終わり近くは、入場制限がかかったり。
こればっかりはネットで見るとかでは、感動が半減してしまいます。
なんとか間隙を縫って、静かに楽しみたいものです。
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