写真のまわり

原爆ドーム by Zf

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いつか来ようと

今回の広島。
行こうと思っていてなかなか行けなかった、原爆ドームと平和記念資料館に行きました。
原爆ドーム、建物はもう少し大きいかと思っていました。
ただ、建物としては小さくても、その存在は大きなものです。

今まで目にしていた写真と違い、見る角度が変わると別のものに見えたり、地面が「がれき」で覆われていたり、実物を見ると、なかなかの迫力でした。

写真とその背景

行く先々で写真を撮ります。
見たものを、そのまま撮るように心がけています。

撮り方によっては、観光地のパンフレット写真のようになってしまうこともあります。
そうなるとやはり、写真としてはおもしろくありません。

「これが撮りたい」はもちろんなのですが、できるだけ、そのまわりも入れて撮るようにしています。
(後でトリミングすればよいので)

そうすることで、
・当日は雨が降っていた
・外人が多かった
・見学者の服装や様子、話していた言葉
といったものも蘇ります。

写真という記録媒体

平和記念資料館は、撮影可でした。

でも入る前から、写真は撮らないことに決めていました。
自分の目で見ておくことが、大切だと思っていたからです。
実際、写真を撮らなくて正解でした。

入って最初の方の写真には、撮影者のこんな感じのコメントが付いていました。

カメラを構えたけど、シャッターが切れない
それでも、何とかしてシャッターを切った

それから先はすべて、写真を見るときに、
「この写真は誰が撮ったんだろう?」
「どんな気持ちで撮ったんだろう?」
を気にするようになりました。

また、実際見た写真はモノクロです。
もしこれらがカラー写真だったら、たぶん途中から見れなかったと思います。

赤色や肌色は、カメラマンの目には見えていた。
だから撮影者のあのコメントが出てくるんだろうなと。

被写体以外のもの、写真に写らないもの、現像した写真以外から見えてくるものも、しっかり焼き付けておこうと思うのでした。

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