愛用のレンズです by GRⅢ
カメラのレンズ
私はNikonのカメラを愛用していて、カメラのレンズもNikonのものを使っています。
レンズもいろいろな種類のものがありますが、私は単焦点(ズームしないやつ)レンズが好きで、なかでも35mmというレンズが気に入っています。
現在Nikonから出ている35mmレンズは、3本あります。(Zマウントのみ)
発売順に並べると、
・35mm F1.8 S (2018.9) ¥125,400
・35mm F1.4 (2024.7) ¥104,500
・35mm F1.2 S (2025.2) ¥437,800
となります。(価格は本日現在のニコンダイレクト価格)
単純な平均価格は、222,566円となります。
平均は目安程度
単純な平均販売価格は、222,566円です。
しかし、発売順を見てみると、F1.8Sが最初に出て(2018.9)、6年ほどしてF1.4(2024.7)、F1.2S(2025.2)と続けて出ています。
この3つをF値の小さい順に並べると、F1.2S、F1.4、F1.8Sとなります。
一般にF値が小さいものが、性能の良い(いい)レンズとされています。
また、最後に「S」が付くものと付かないものがありますが、Nikonでは「S」が付くものはより良いレンズやコーティングが使われています。
「Sライン」といって、上位レベルのレンズとされています。
発売日からみると、まず「竹」をリリースし、次に「梅」、間を置かずに「松」を出す。
平均単価も、それまでは115,000円ぐらいだったものが、「松」の登場で一気に跳ね上がりました。
このように見ると、これらの販売価格を単純に平均して、「Nikonの35mmレンズの平均価格は〜」とやっても意味がないことがわかります。
NikonはNikonなりの販売戦略のもと、商品展開をしているわけですし。
異なる商品を販売しているので
Nikonの35mm3本は、それぞれ特徴があります。
私の勝手な解釈では、
F1.2Sは、Nikonの最高品質のもの、いわばブランド米。
F1.4は廉価版・汎用版。
F1.8Sがコスパ最高、Nikonレンズの特徴を知ってもらい、多くの支持が得られるであろうレンズ。
「35mmレンズ」ということでは、1つの種類とも言えます。
でもよく見ると、そのものはそれぞれに特徴を持ち、別の商品としてあります。
自分の好みや用途、お財布事情に応じて、選べばいいと思います。
今までF1.8Sの1種類しかなかったものが、今年になって3つの中から選べる。
選択肢が広がりましたから。
だから、平均価格が上がった、下がったはあまり意味がないのです。
大事なのは、販売戦略なのです。
なんか、昨今TVなどを賑わしているものと似てますかね。