部屋の中ではわからない(多様性とやら)

頼もしいお供たち

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直接触れる

今話題の場所に、お供とともに行ってきました。
東京の明治神宮外苑の再開発予定の界隈です。


もう少し季節が進むと、イチョウの葉が黄色く色づきます。

カメラを持ってゆっくり歩いて、日差しを感じ、風を感じ。
スズメやらカラスやらがいて、犬がヒトが散歩していて。
木々や葉の裏なんかには、虫がいっぱいいて。

ゆっくり歩いているもんで、蚊に食われまくりました。

部屋の中、頭の中

多様性がどうの、というお話が盛んです。
しかし、そのお話をしている部屋の中。

外界から閉ざされた空間です。

空調が効いていて、
暑さ寒さも感じにくい、
風も湿気も感じにくい、
明るい暗いも感じにくい。

動物1匹いない、虫1匹出てくれば大騒ぎ、
花も咲いていないし、枯れ葉や泥もない、
水のせせらぎもない。

そこに人はいるけれど、それ以外の生き物は見当たらない。
まさにバーチャルな空間で、現実からズレた方向にお話は進んでいきます。

そして現場はてんてこ舞い。

感覚を元に戻す

机に向かって、パソコンに向かって、カリカリやるっぽいお仕事です。
その気になれば、2,3日外に出なくても平気そうです。

でも、そうしているとやはり何か歪んできます。

私の場合、たまには外の空気でも吸って、という感覚ではありません。
五感が変になる前に、五感を元に戻すために、外に出たくなります。
ぶらぶら散歩したくなります。

幸い、カメラという相棒は散歩のお供にもってこいです。

お供を連れて外に出ます。
そうすることで感覚が保たれ、また仕事や世事に向き合うことができます。

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