電子申告を義務化するなら・・

5月も今日で終わりです。
会計事務所は3月決算の申告で大わらわ、のところも多かったのではないでしょうか?

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先日、こちら⇒ 法人税、電子申告義務化へ? でも書きましたが、電子申告が義務化の方向です。

さて、会社が電子申告すると何が変わるのでしょうか?

基本的には、紙 ⇒ 電子データ に置き換わりますので、紙がいらなくなります。
今までは申告月になると、税務署や都税事務所などからA4サイズのずっしりとした封筒が送られてきました(上の写真)が、電子申告にするとこれらが送られてこない・・・はずです。

税務署はこのへんはさすが。
納付書と簡単なご案内が定型サイズの封筒で送られてきます。

と、都税事務所はと言うと、全く変わりません。
申告書も、書き方の手引も、もちろん納付書も前と同じくぜーんぶ入ってきます。

↓(左が税務署、右が都税事務所です)

せっかく電子申告にするんですから、納付書だけの送付にしてほしいですね。

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そういえば税務署の納付書。
日銀の厳しいお達しらしいのですが、税務署番号が「必ず」印字されているものを使わなければなりません。

昔はここに番号のない納付書もくれたんですけどね・・

また、OCRの都合らしいのですが、カラー印刷したものでないと、金融機関は受け付けてくれません。
(都税等は大丈夫です)

この辺もなんとかして・・、電子納税しろってことかな?