税金より子どもの成長(扶養控除)

いろいろやって、子どもは学ぶもの。

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子どもが扶養親族なら

年末調整の時期になってくると、お父さんは気になります。
奥さんや子どものアルバイトの金額が。

所得金額が48万円を超えてしまうと、扶養から外れてしまう。
高校生の息子なら38万円の控除、大学生の娘なら63万円の控除。

10%の税率だとしても、ちょっと痛いなぁ。
なんとか超えないでくれよな。

そう思っていると娘が
「パパ、時給が上がったよ!」
息子が
「もう1つバイト見つかったから、掛け持ちするよ」

あー、オレの税金増えちゃうな〜

どのくらいなんでしょう?

子どもが扶養の範囲内に入っているということは、アルバイトなら年間収入が103万円未満だということ。

単純計算で、月8万5千円ぐらいの収入です。
仮に時給を1,200円ぐらいで計算してみるとお、月70時間ぐらい。
週に17〜8時間で、1日4時間ぐらい働くとして、週4日以上。

学校も行ってるので、結構バイトでいっぱいいっぱい?

でもお子さんに能力があって、時給が2,000円とか3,000円とかもらえるなら、年間103万円は超えてくるかもしれませんね。

いや、時給じゃなくて自分で商売始めたりしたら、もっと稼いでくるかもしれません。

子供の成長の方が、何倍もいいんじゃないですか

親父の税金なんか、ちょっとぐらい増えたっていいじゃないですか。
子どもがそれだけ稼いでくる力を付けてこれるなら。

大人になったら、自分で稼いで、食ってかなきゃならないんですから。
学生のうちからそういう能力が開花できるなら、こんないいことはありません。

いや、自力で稼いでくれたら、子どものめんどう見ない分、お父さんの手取りは増えますよ。
将来は親のめんどうも見てくれる・・?

まぁ、そこは気持ちとしては期待しつつ、でもなるべく人の手を借りなくてもいいように。
足腰を鍛えて、健康で、自活できるように。

親も子も、ゼイキンに振り回されない生き方をしたいものです。

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